7歳上の先輩から学ぶ『これでもいいのだ』(ジェーン・スー)
筆者はアラフォーの教材編集者。執筆の経験も積むために通った「上阪徹ブックライダー塾」が先月終了した。
私に足りないのは、語彙力のなさや、共感が持てる文を書くこと。
でも、どうすれば成長できるのかよくわからなくなってしまった。
まずは、お手本となる文をたくさん読んでみるのはどうだろう。私がほぼ毎日聴いているラジオ番組「ジェーン・スー生活は躍る」のパーソナリティ、ジェーン・スーさんの本を読み、どこが面白いのかも一緒に考えてみることにした。
『これでもいいのだ』(ジェーン・ス)
ジェーン・スーさんは、私よりも7歳年上。ラジオでの日々の生活情報では、生活をよりよくするためのアイテムや情報を紹介しており、掃除、料理、リスナーからの相談は、特になるほどと思えたり、実際に紹介されたものを試してみようという気持ちになる。
本を読み、改めてスーさんの文の魅力を考えた。
1.共感
2.面白い表現
3.いいなー。私も調べよう
が軸になっているように思う。
1.共感
「子どものいない女性が、ちょっとしたことに謝り倒すのを見たことがない」…確かに!私は2歳と5歳の男の子の母だが、子どもと一緒に出かけると、謝る回数が増えた気がする。
「年中行事が息つく間もないが、自分がババに近づいてくると、楽しくなってくる」…親に任せていた年中行事。だが、家族を持つと、自分から動かなければ、何もなく過ぎてしまうことに気づく。年中行事は義務感ではなく、楽しめたもの勝ちだ。
「パートナー氏が洗濯表示に従って洗濯しないのが気に食わない。」…おしゃれ着はネットに入れて専用洗剤で洗うことなど、私の夫も教えるまで知らなかった。女の服はバラエティに富んでいるからだ。
2.面白い表現
「(思い通りのアイスをみつけ、食べた後の)ハレルヤ!」
「とにかく、腹のあたりがスカスカしていると、落ち着かなくてダメ。過度な腹部保護政策は、私の腹を甘えん坊にしただけだった。」
3.いいなー。私も調べよう
「非日常的な環境で、変わらぬ日常を過ごす旅だ。潜在型のリゾートホテルで昼寝をしたり、テレビを観たり観なかったりして過ごす。気に入れば、同じような場所に何度でも行く。」…執筆などのお仕事をして、リゾートホテルでゆっくり過ごす。あぁ、なんて理想的!今年のGWどうしようかな…。
「ドラッグストアでのトリートメント大人買い」でストレス発散…私の場合は、コスメをメルカリでちょこちょこ買って、日々あれこれ使い分けること。そういえば、あのコスメ安くなっているかな?
あとがきで、「加齢はいいぞ。なぜなら、あきらめがよくなるから。楽しいのは、私が変わったからだ。」と。
この先、年齢を重ねても、楽しそう!楽しめそう!
そんな明るい気持ちにスーさんはさせてくれる。
7歳年上の先輩として、これからもついて行きます!
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