0020【偏らない心】
おはようございます🌄😊💖
今日は令和3年2月20日土曜日、
紀元2681年(西暦2021年)如月、
旧暦1月9日。
今日の一言は、
「偏らない心」。
昨日の「素直な心」と、
似ているようですが、
どのように違うかと言うと、
「素直な心」はエゴのない、
真っ白で空っぽのイメージですが、
「偏らない心」は、
仏教用語でいうところの「中道」、
孔子の教えの「中庸」、
というところでしょうか。
極端な思想や感じ方をせず、
どちらかに偏ることなく、
「中」をもって道をなすという意味です。
現代の私達は、
すぐにイエスかノーか、
黒か白かを、
ハッキリさせたい傾向があり、
敵か味方かを、
早急に決めたくなりますが、
そうして安易に短絡的に、
どちらか一方を選択することで、
物事をそれ以上、
深く考えることを、
避けているのかもしれません。
どちらでもない状態に、
留まることは、
相当に胆力のいることです。
どちらかを選択するということは、
もう一方の欠落を意味します。
偏りが激しくなると、
バランスが崩れてしまい、
正常な判断能力も、
なくしてしまいます。
やじろべのように、
揺れながら、
ちょうどのバランス、
双方の相反する意見に耳を傾け、
自分自身は自分の中心に定まっている、
そのように生きると、
極端な世間の風潮に、
押し流されることがありません。
偏らないでいると、
心が整います。
その心は態度に現れます。
その静かな心は、
周囲をも変える力を持っています。
「偏らない心」でいようと、
少しでも意識することで、
聖人のような静けさ、
中庸の道を生きることが、
出来るのかもしれません。
今日も一日、
皆様心静かに御機嫌よう💕🌄😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?