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論語と算盤と私とnote

まぁまぁ歴史好きで、20年近く大河ドラマウォッチャーなのでネタバレ状態で見ていますが、大河ドラマ「晴天を衝け」の幕末の描き方が今までにない形でとてもおもしろいです。

大河ドラマ「晴天を衝け」

幕末をテーマにしたものは徳川側の見方か薩長側の見方に大別されます。
そこで起きる大きな事件、例えば鳥羽伏見の戦いや江戸城の無血開城を今回の主人公・渋沢栄一は遠いパリに居て手紙で知ることになります。
モヤモヤしたまま日本からの命令で帰国することになり、その翌週の放送で日本で起きていたことが事後報告で伝えられました。

歴史を知る現代の私たちは、いわゆる「神の目」で見ているからその時の判断が正しいのか間違えているのかが分かっていますが、当事者にとってはまさしく「神のみぞ知る」ことでしょう。

幕末のような時代の転換と並べることではないのですが(笑)、「あの時のあの判断で今後の動きが変わった」ということが知人にありました。

ドラマじゃなくてリアルな「半径5メートル」

パティシエの知人に、私が最近あるレストランにお世話になっているという話をしたところ、知人は以前そのレストランから仕事のオファーをもらったことがあったそうです。その時忙しかったことと、そのプロジェクトに対して気が乗らなかったということでお断りしたそうです。

別の機会で、そのレストランのオーナーさんとお話したのですが、知人が受けなかったときのプロジェクトがきっかけで、仕事が引っ切りなしで入るようになったそうです。(オーナーは私とパティシエさんが顔見知りと言うことを知りませんし、私からは言いません)
もしあの時に知人がそのオファーを受けていたら、今頃は仕事が尽きなかったのかなぁと思いました。

後からは何とでも言えるし、その選択が正しいと思うか間違えたと思うかは本人次第ですが、現在から過去を振り返ると「あの時のアレがターニングポイントだった」と言う出来事が、生きているとまぁまぁあります。
「道徳と経済活動を両立させる」ためにも色んなことを学びつつ、チャンスに気付けるように直感を磨かねばと思うのでした。

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