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GR meet onlineに参加しました

先週「GR meet online」に参加しました。
GR meetとはリコーイメージングが出しているコンパクトデジカメ「GRシリーズ」のファンイベントのことで、過去にはフォトグラファーを招いてのトークショーやワークショップが行われていました。
今年は社会情勢を踏まえてオンラインでの開催になったため、私も初めて参加することができました。今回はその感想を書きたいと思います。

GRとは

GRといえば、軽くて小さい携帯性の良さ、すぐに撮れる速写性の高さ、更に高画質ということでスナップ撮影のイメージが強いカメラです。
初代のフォルムカメラ「GR1」から始まり、現在はGRシリーズとしてコンパクトデジタルカメラに受け継がれています。

GRの歴史は、反骨の歴史ともいえます。便利なズームレンズに見向きもせず、広角単焦点を採用し続ける。新製品ラッシュの中でも2年間モデルチェンジをせず、機能拡張でカメラの成熟を図る。一見すると地味で無骨、モデルチェンジしても代わり映えしないデザイン。それらは、ブームやトレンドに対してのアンチテーゼでもありました。(公式サイトGR/storyより)

今年はGRⅢストリートエディション発売を記念してのオンラインミーティングでした。私は昨年発売の「GRⅢ」ユーザーなので買う予定はないのですが、限定版の山吹色のリングキャップが個性的でかっこいいです。

スナップの魅力

商品の開発秘話のあとは、フォトグラファーのトーマスハラさんと安達ロベルトさんのオンライン対談でした。お二人それぞれが、作例を交えながらGRで撮るスナップの魅力について語ってくれました。

スナップといえば決定的瞬間であって、再現性がないもの(その時でないと撮れないもの)のイメージですが、最近の若い方のインスタではストリートフォトでありながらセットアップ(演出)したり、トーンやテイストを合わせる「新しい表現」をしているということ。ポートレートは85㎜の望遠で撮ることが一般的ですが、そこを28㎜で撮って敢えて背景の情報を入れる、という話が印象に残りました。

私とGR

GRⅢを購入してから約一年経ちました。コンデジなのに10万円もする高級カメラなので、発売から半年くらい悩んで思い切ってボーナスで買ったのが去年の7月でした。
買って一週間で出張先の居酒屋に置き忘れてお店の方に送ってもらったり、先月は落としてしまって修理に出したりと、無駄にランニングコストをかけてしまっていますが(笑)、気軽に持ち歩いて楽しんでいます。

対談でお二人が話されていた、「何にワクワクするか」「何にパッションを感じるのか」「今の街や時代を表しているか」「幸せを感じられるか」を新たに意識しながら、GRライフ2年目も楽しみたいです(^^)

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