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重荷となる想い出はいらない

重荷になるような想い出をつくるのは
もう、できるかぎり終わりにしましょう。
重すぎるものを背負って歩くには
残された命の時間は、
たぶんそう多くはないのだから。
何かを得ようと必死にもがいた結果
もしかしたら重たいものを
抱えすぎたかも知れません。
これから私たちは
心を満たすには、そんなに多くのものは
必要ないことをもっと深く知って
日々の一見ささやかなことが
どれほど喜びにあふれているかに
感謝を抱きながら過ごすのです。
幸せになるのは、そう難しいことではなく
幸せな想い出は
どれほど増えても重たくはならない。
それどころか
宝箱のなかから取り出すように
想い出すたびに
生きている限りあなたをあたためることになる。
これからは
そんな想い出ばかりを
紡いでいくことといたしましょう。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。