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センスの磨き方③譲れないほど好きなものを

子どもの頃から美しいモノを使っていないから
大人になった今からでは限界がある。
前稿を読んでそう感じた人もいるでしょう。
実際、幼少期の体験はばかにできません。
大きな影響があるため、根本的(あるいは直感的)な
センスという点では劣るところがあるでしょう。
でも、だからといってあきらめたらそれまでです。
たとえマイナスからの出発でも何もしないよりマシです。
世に美しいと言われるものをできるだけ見て
同時に自分の感性に合うモノを選び、使いましょう。
審美眼が育つまでは、セレクトミスもあります。
でも、そのミスこそが学びとなるのです。
やがて「これが好き」と思えるものが
わかってきます。
さらには「これでなければ」というほど
譲れない気持ちも育つでしょう。
ここだけは譲れない。
その想いこそが、センスを磨くうえで大切です。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。