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神さまのテスト

人は一人で生まれ死ぬときも一人ですが
必ず誰かの手を借りることになっています。
こうしたことを思うにつけ
どれほど嫌で疎ましかったとしても
絶対に人と掛かり合うように仕組まれたのだと
神さまの計画を感じざるを得ません。
世の中が便利になるほど
一人で生きているように
錯覚しやすくなります。
コンビニのおにぎりひとつとっても
どれだけの人が関わっているか知れないのに
一人で生きている気分に、簡単になれる。
簡単であるからこそ、難しいことが
今、私たちのまわりには山ほどある、
このことに気づくか、気づかないか。
目には見えないテスト用紙が
与えられているような気がしてなりません。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。