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カミが見ている

人にどう見られるか
人からどう評価されるか
気にしない人はいません。
ただ、そこに基準の中心があると
苦しくなり自分を見失うのです。
他者の視線や評価を意識する上で
最も重要なわきまえがあります。
それは、「カミ」を中心に据えること。
カミは神であり、上、つまり天であり宇宙です。
カミを中心に据えることによって
たとえ他者から評価されずとも
「いまはそういうものなのだ」と
あるがままを受け入れることができます。
カミを中心に据えていれば
たとえ誰かが見ていなくても
誰からも褒められなくても
一人でいるときに淡々と努めることができます。
日本人はかつて
お天道様という言葉をよく使いました。
天の道、天に通じる道、カミを中心に据える道です。
カミを見失ってからというもの
迷う人がずいぶん増えたようです。


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