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今日の言の葉season3

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毎朝、降りてきた言の葉をメッセージとして綴っています。一日の始まりの、美しい習慣になりましたら幸いです。
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2024年2月の記事一覧

アルバムの整理

想い出の整理をする時がやってきました。 新しい扉がひらく弥生は 卒業の季節でもあります。 …

石川真理子
3か月前
37

自他が通じ合う境地へ

人目をまったく気にしないのは 傍若無人になってしまうけれど どう見られるかばかりに意識が向…

石川真理子
3か月前
44

日本語は歌から生まれた

美しい日本語を使う人でありたい。 たとえば「たそがれ」。 日が落ちた照り返しで陰影が濃くな…

石川真理子
3か月前
41

節目の時。春分に向けてこれまでと違う流れが見えています

二つの月がまたがる週は 節目を実感しやすいものです。 特に冬の終わりを示す2月と 春の始ま…

石川真理子
3か月前
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「ありのまま」は過程の中に

よく「ありのままでいい」と言われます。 桜が桜であるように、 薔薇は薔薇であるように あり…

石川真理子
3か月前
37

空回りの理由

他人に良く思ってもらうために 気を遣い行動しているとしたら 枯渇してストレスを抱えるのは当…

石川真理子
3か月前
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永遠なる序章

1420年。 これは、「和」を宣言してからの年数です。 こんなにも多くの時がおとずれて いくつもの時代を経ていったけれど 宣言された「和」は いまだ実現できずじまい。 膨大な時であるけれど それは序章だったのかもしれません。 いつの日か本章が始まって そこからは「和」の物語が 紡がれていくのかも知れないけれど 同時に寂しく予感するのは この序章はとこしえになる可能性もあるということ。 それでも私は求めてゆこう。 「和」の願い「輪」の希望 それが永遠なる序章であったとしても 「

自我を解き放つ

坐禅は「つかむ」のではなく 「はなつ」こと。 ある老師の言葉に 何度も気づかされます。 これ…

石川真理子
3か月前
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真の心へ立ち返る

見えなくても お花を供えたい 食べなくても 美味を供えたい 聞こえなくても 話したい 見え…

石川真理子
3か月前
44

否定も肯定もない世界

相手と意見がすれ違ったとしても ただそのまま そうした現実があると 受け入れるだけです。 ど…

石川真理子
4か月前
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過去世と未来世

私たちはしばしば 過去世について思いを馳せます。 おぼろげでも記憶がある人と まったくない…

石川真理子
4か月前
42

すべては出逢いにより

歴史というものをつぶさに観ていくと 時に信じがたいような出来事があります。 しかもそれは …

石川真理子
4か月前
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ささやかな喜びを

もっと喜びへの感度を上げていきましょう。 幸福とはささやかな喜びの花束です。 いちりん一輪…

石川真理子
4か月前
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ただ感謝するだけでは

灯がつくことも お水をどんどん使えることも 夜、おふとんで眠れることも 朝、目が覚めることも 気づけば当たり前と感じている そんな自分を見せてくれる。 あたたかい食事をいただけること 手足が動いて活動できること どこへでも移動できること 怒ったり笑ったりできること 頭でわかるのと 身をもって理解することの 何という距離感だろう。 時に、手を差し伸べることさえも うっかり「助けてあげる」などと 思ったりしないだろうか。 人を助けるも自分を助けるも 全く同じなのに。 むしろ人を助