見出し画像

ふぅ。さんの「やらかし川柳」に応募します!

ふぅ。さんの初企画だそうです。

ちょうどやらかしたばかりなのでタイムリーだと思い詠んでみました。

勝手してやめてもらうの通告に宮廷声で除隊は回避

これは短歌でして、川柳はこちらです。

勝手してやめてもらうと言われたの

どんな勝手をやらかしたのかは記事に書きました。それがこちらです。

 ちゃちゃっと言うと、パッチワーク教室で先生の用意した布を一部使わず自分で用意した布で作品を作ったんです。そうしたところ先生から「自分の布を使うならやめてもらっていいから!」と言われたんです。

 なぜ使わなかったのかは生理的な理由でした。吐き気のする柄だったんです。決して自分の布を使いたいという意思ではありませんでした。だって先生に材料代を払ってますから用意された布を使いたいです。そして次の作品を作るにあたり「どんな柄でも我慢して使おう」と思ってました。

 しかし先生は私の布を用意してきてませんでした。そして「みんなに示しがつかん!やめてもらいたい」と言ってきたんです。電話で言おうとしたけど事務局が私の電話番号を先生に教えなかったそうです。グッジョブ事務局!それで私はパッチワーク教室をやめたくありませんから(もう全講座分のお金を納めてます。戻って来ませんから)「先生の布を使います」と言ってどうにか首をまぬがれたんです。

 しかし実はその時の私の声がいつもと違ったんです。家でじい様に「はい」と宮廷女子の声で言っているのですが、それについても以前に記事に書きました。

 普段よりも高い声で「はい」と言うと、言われたじい様は「ん?」てなるんです。そして話が短くなる。毎日家で言っていたら着物のリメイク教室で無意識にこの声で「はい」と返事をしてしまいました。その時も先生は「ん?」ってなって話がするりと終わったんです。

 毎日していると身についてしまって無意識でしてしまうんですよね。それをまたやらかしてしまったんです。

 「はい。先生の布を使わせていただきます」

 今回は自分でもびっくりしたのですが文章を言ったんです。たった二音の「はい」でも毎日言っていると文章を言えるようになるんですね。そしてこの声だとまたもや先生は「ん?」てなったんです。そして仰天ですがミラクルが起こりました。なんと先生の怒りが治まるどころかとても友好的になったんです。コノハナにだけ特別に花のパッチワークの作り方を教えてくれることになったんです。驚きすぎて何回も地声で「いいんですか?!」って聞いてしまいました。

 人は悪かったと思うと優しくなりますよね。先生はコノハナを首にしようとしたことに罪悪感を感じたのでしょうか?

 この平和な令和にあって軍隊さながらの「みんな同じでなければならない!」をすまなく思ったのでしょうか?

 理由はなんだっていいんです。コノハナが驚いているのは宮廷女子声の効果にです。机をバン!と叩くような雰囲気だった先生がころりと変わったのですから。この声はどんな人をも平和にする声なのかもしれません。周波数が平和のヘルツなのかも。この声で話せるようになったら残りの人生を平和に生きていけるのではないでしょうか。 それで「はい」だけではなくて、宮廷女子声でじい様と話してみたんです。そうしたところ「ん?」の意味が解りました。

 聞こえないんです。

 年寄りには高い音が聞こえないじゃないですか。宮廷女子声は高い「シ」の音です。しかもこの声を出すときは声が小さくなります。高いから。なので聞きとれないみたいです。

 聞こえないとき人は優しくなるのかもしれません。

 それはさておき、パッチワーク軍隊に入隊したコノハナでございますが、宮廷女子声でうまくやってけそうです。

 ご自愛祭りの応募は明日までです!まだ応募されていない方は急いで575をひねって作ってみてね♪

 


この記事が参加している募集

小説「梅すだれ」を連載中です!皆様の支えで毎日の投稿を続けられています。感謝の気持ちをパワーにして書いております!