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明晰夢、体外離脱体験(OBE)が生じやすいタイミング

1ヶ月程前に久しぶりにハッキリとした明晰夢を見てから、これについて気になることがあり、最近思ったことを備忘録的にnoteに残しておきます。

睡眠はレム、ノンレムの90分周期の繰り返しですが、その中でも明晰夢体外離脱OBE Out of Body Experience)が生じやすい、もしくはそのような体験をするために活用しやすいタイミング、サイクルがあると考えています。

関連:【 明晰夢の見方 】 無意識から創造性を得る夢見のヒント

都合の良いタイミング?

私自身の明晰夢体験を振り返ると、どうもその体験にとって都合の良いタイミング、睡眠のサイクルがあるように感じられます。

それには2つあって、1つは目覚め直前、もしくはそれに近いレム睡眠期で、自然発生的な明晰夢に多かったと思います。
もう1つは寝入りばなで「瞑想の書」にあるような意図的な努力をした場合に多かったと思います。

また目覚め前のレム睡眠期を利用するのが有名な「二度寝法」で、体外離脱体験(OBE)を実践する人が利用するのが寝入りばなのタイミングであるように考えます。

目覚め近くのレム睡眠

目覚めに近いサイクルほど、脳の活性が高まり、かつレム睡眠の時間も長く、夢見も鮮やかで夢らしい夢になることが多いようです。
また目覚めに近いため、もちろん思い出しやすいです。

このレム睡眠のサイクルで明晰夢が生じやすいという主張があります。
私も自分自身の経験上この主張は正しいように感じています。

「強め」の明晰夢を見た話 の時もそうだったのですが、明晰夢の中にいる時に フッ と夢が終わり、視野が暗くなり、身体の感覚が生じ、まぶたの裏を見ていることに気づき「自分はついさっきまで夢、明晰夢を見ていたんだ。今目が覚めたんだ」と気づくようなことがしばしばありました。

もちろんその場合でも、夢が終わったことを自覚できたわけではなくて、夢の後の意識が無かったり、記憶が混濁しているだけの可能性もあります。

ハッキリとした正確なことは言えませんが、自分の体験では目覚め直前の夢だったのかな、と感じる体験は多く、さらにそのような場合には明晰夢の中でも鮮明なものが多かったと記憶しています。


述べたように、この目覚め近くのレム睡眠を利用するのが「二度寝法」だと考えています。「明晰夢 見る方法」などで検索すると頻繁に目にする有名な方法です。
一度目覚めて、思い出せれば夢を思い出し、明晰夢を意識して、再び寝入る方法です。

入眠時レム睡眠――入眠時幻覚(入眠時心像)

明晰夢や体外離脱体験(OBE)のために寝入りばなのタイミングも利用できるだろうと考えています。

入眠時幻覚(入眠時心像)というのがあります。これは寝入りばな、入眠時に生じるもので、全ての人が常日頃から明確に体験するものではありません。
これにはよく分かっていないことも多いのですが入眠時レム睡眠にも関係するのではという意見があります。

通常はレム睡眠はノンレム睡眠の後に生じます。しかし入眠直後にレム睡眠が生じることがあり、これは入眠時レム睡眠(SOREMP sleep onset REM period)と呼ばれています。

この入眠時幻覚や入眠時レム睡眠を経験しやすいとされているのが、睡眠障害の一つであるナルコレプシー (narcolepsy)です。
(こういったことからも私明晰夢やOBEの実践にはリスクがあるのでは? と考えているわけですが)

私は「瞑想の書」にあるような方法で意図して明晰夢を見た場合には、しばしば入眠時幻覚を経てからそのまま夢の世界に突入したという感覚がありました。
もちろんこれも意識が途切れていたり、記憶の混濁していたりで、認識違いかもしれませんが。

あとこの場合には睡眠障害のナルコレプシーと同様に金縛り(睡眠麻痺)になることもしばしばありました。


この寝入りばなのタイミングを頻繁に利用するのが体外離脱体験(OBE)のようです。
OBEに関して調べると、覚醒時と入眠時の境目あたりの意識状態にしてから抜け出す、などといった方法が紹介されています。

OBEは入眠時幻覚、入眠時レム睡眠が関係するような幻覚体験なのかもしれません。

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