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レジン細工のあれやそれ。基本の作り方②:シリコン型

どうも、初めましての方もいつも見てるよな方もこんにちは。鼓乃です。

今回は皆さんご存じ、レジン細工の定番・シリコン型!
使われている事が多い反面、バリが出たりシワが出たり完成間近で気泡をたくさん見つけたり、「あーもー!」と、思ってしまうこともあります。

そんな簡単なようで実は奥深く難しいシリコン型。
より美しい作品を作るための手順をお伝えします!

◇用意するもの

・レジン
・コーティング用レジン
(ドボン式か塗るタイプかは好みで)
・シリコン型
(最初は平形から入るのがベターですが、やりたければ合わせ型や立体でもよし)
・竹串もしくはつまようじ。
立体型使うなら竹串の方が流し入れやすいかもしれない
・シリコンカップ
・必要な着色料と封入資材
・手袋、マスク、アルコールティッシュ、レジンクリーナーなどの、いつものレジン細工セット
・耐水ペーパー(水で濡らして擦るタイプの紙ヤスリ。最低でも800.1000.1500.2000.5000はあった方が○)
・ヒートン
・ピンバイス
・丸ヤットコなどの工具(ヒートンを付けるため)
・ニッパー
・エンボスヒーターかコーヒーカップウォーマー(あれば)
・食器洗い用スポンジ(乾燥花などの凸凹したものを入れるのであれば)

◇作り方

1、コーヒーカップウォーマーのスイッチオン(低温にしておく)。上にシリコンカップを乗せて必要な分のレジンを入れる。
2、花などの凸凹したものを入れる場合は、先に気泡の入りそうな所にレジンを塗って固めておく。(作業台にスポンジを使うとやりやすい)
3、レジンを着色し、気泡を取る。
温めてレジンがさらさらになっている筈なのでシリコンカップの中で揺らしたりトントンと軽く落としたりして、なるべく徹底的に気泡を抜く。
4、気泡が見えなくなったら、シリコン型と場所をチェンジ。シリコン型を少し温める。
5、シリコン型に一層目のレジンを少しだけ入れて固める。
6、二層目からは、表から見てどう綺麗に写るかを想像しながら、資材を入れてはレジンで固めるのを繰り返す。
最終層はヒタヒタより少しだけ水面が盛り上がるように流す。(レジンの収縮が多少あるため)
流したら、少し長めに、全体が固まるようにUV又はLEDライトを当てる。
7、型から取り出す。穴などが無いかよく確認。
バリがあったらニッパーで切り取る。
8、ピンバイスで穴を空け、レジンを先っぽに着けたヒートンをねじこみ、固める。
9、全体を水で濡らして耐水ペーパーを優しくかける。小さい数字→大きい数字の順。
10、全体のヤスリがけが終わって水分と粉を拭き取ったら、コーティングレジンを全面に塗る(もしくはドボンする)→固めたら完成!

お皿系に比べると磨く手間があるのが特徴。
まぁ、磨かなくても良いっちゃ良いんですが、透明感が段違いです。
騙されたと思って一度研磨にもチャレンジしてみて下さいな。

因みに合わせ型の場合は、最初に入れる方は通常通りの量を。
もう片面は気泡出来ないように、後で少し溢れても良いのでちょっと多めの量を入れるのがコツです。
球体合わせ型が出来ると、宇宙玉とか作れるようになりますよ♪

では、今回はこの辺で(^-^)/

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