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【71】核心はこんなにも抵抗のア・ラ・シ(笑)

ぷはーー。。。
年明けからこのnoteに文章を書くようになり『やりたいことを、やったにする』ってしつこく言ってきて、自分も思いつく限りあれこれやってきた。やり散らかしてきた。でも、なんだか低迷していて違和感があり。結局は、思いついたことも頭の範疇から出られなくって、本日ようやく核心にたどり着いたのであります。今までのはただの助走にすぎなかったそうです。

今日は、みっちゃんのチラシ制作セッションを受けた。(その場でグラフィックデザイナーのあやポンがチラシを仕上げてくれるという贅沢な時間。)
みっちゃんは、わたしが人生に置いてもっとも衝撃を受けた人かもしれない。しゃべってると衝撃の連続で、でも自分の腹に聞くと、確かにそうで受け入れざるをえなくなる。

『愛したいのに愛せない』設定って何?(猫に対してもパートナーに対しても)そこは変えなくていいって、どういうこと?みんな受け入れて統合することがいいんちゃうのん?
とかね、頭では理不尽なことばかり。もうパニックで頭の抵抗感から体温だだ下がりだけど、お腹や体幹はポカポカ。どこかで深く腑に落ちて気持ちがどーんとしている。

もう、ひとつひとつ癒すのもやめました。自分と向きあうのもやめました。そこ、もう十分やってきたし、ほじくりたい人だけほじくってね。
結局は、わたし暇だったから頭であれこれ考えて傷をリプレイして、もう一度その悩みで遊んでいただけだった。

流れで、歌いたいになって、もうものすごい抵抗の嵐でびっくりした。今まで車の中や自然の中で遊ぶように歌ってきたけれど、公衆の面前で歌うなど、他人事だった。(みっちゃんのセッションを受けた人々は、よく歌ってるのを見てたけど)頭は、わたしは絵描きだから、歌わないでよろしい、と言う。

やるとなると、こんなにか!ってほど恥ずかしいし、自分の住んでいる地域でやるというのがまた最高に恥ずかしい。最悪のことまで考えだすから、もう考えずとにかく実行するしかない。はじめは、セッション中に、みっちゃんとあやポンの前で歌う。それだけでも、モジモジして、ピョンピョンのたうち回って、げぇーーなった。そして、間髪いれず、今行っておいでと思いついた最寄駅に行って、おもちゃのマイクで歌ってくることになった。

半泣きになりながら車で駅まで向かった。思っていた場所に立って、声をだす。通行人の方は恥ずかしくて目を向けられず顔をそむけて歌うが、一瞬、空に声がとけていくかんじが、ただただ気持ちよくなった。我に返ると女子高生が近づいてきて、通り過ぎるときにこちらに会釈。その瞬間にどうしていいかわからなくなり、次は双子連れのお母さんが近くのベンチにやってきて子どもにご飯をあげだした。どういう顔で接すればいいかわからず、逃げるように帰るわたし。

でも、不思議。内容はどうであれ、ものすごい満足感が全身を満たして、何この多幸感。生身を直接風にさらしたときの、生きてるーーー!って感覚。

今までこれだけの刺激を自分からは味わいにいかないから、旦那さんがイライラざわざわするような嫌なやりとりを引き起こしてくれてたのか。

そして、出来上がったわたしのチラシ。配るのに抵抗のある、オエオエ吐きそうになるチラシ。

頭を介さず感じて反応する。これ、つかむまで難しい。
でも、絵を描くのも、その瞬間のためにやってるようなところがある。自動操縦。そういう時間は、無限の広がりがあって幸せ感があって、まわりのことなど一切気にならず、ただただ嬉しいの塊になる。

ということで、この駅で歌う、チラシを渡す、を続けてみることにする。


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