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これは何の野菜②

これは何の野菜?より 続き

畑のらっきょうを土から引っこ抜く作業から、皮剥きまで一日がかりの農作業を終え、これから漬け物作りに入っていきます。

抜いたばかりのらっきょう
根がすごい。


塩漬け作業

自宅のせまい台所に移り、宿題開始。
夜になり、残りの皮剥き作業を黙々とこなし、塩漬けに移る。

よく良く水洗いし、土や根、皮を取り除く。
色白の小粒の美人さんになっている。

水気を丁寧に拭き取った時点で計量したら、5kg。
あの葉や根の量を削ぎ落として、これだけ労力をかけて5って‥。
ちょっと複雑な気持ちになっている。

ただ、昨年から初めて漬けたらっきょう漬けはとても美味しく、すぐに食べ切ってしまったため、もう少し量を増やして漬けておきたい。

そして、せまい台所、らっきょうの匂いが染み付いてしまう前に終わらせてしまいたい。
この充満した、玉ねぎの匂い、お届けできないのが残念。
さぁ、がんばろう!

今回はピンクの岩塩と粗塩ミックスで漬けてみた。
良いお塩で漬ける事で、カラダにも良いし、美味しさが違ってくる。

まさか、らっきょうを全て持ってくる事になると予想していなかったので、家中の瓶、大きめタッパーが勢揃いとなった。

おしゃれな瓶はこれだけ
あとはさまざまな100均タッパー。
ただ、瓶以外だと匂いが付くので
オススメはしない。


皮剥きに比べたら、塩漬けなんてあっという間。
このまま、密封で1ヶ月ほど直射日光の当たらない所で放置。
私は置く所がないので外の倉庫に一旦保管。


発酵の力、時間の力

その後、甘酢液にもう一度漬け直し、秋までただ待つ。
昔からの発酵の知恵。
あとは時間にまかせてただ待つ。

忙しなく、時短だ。効率だ。という時代を過ごしてきた人間にとってなんてもどかしい‥。と感じるが、本当はこれでいいんだろうなと思えるようになってきた。

少し時代が昔に戻っているだけで、こんな時間の使い方だって有りだよね。

こういう知恵は続いて行ってほしいと願うし、受け継いで、繋げていきたい。

朝からのらっきょうの第一工程終了。
自分におつかれ様。
指や、腕が痛い、明日はきっとどこかが筋肉痛。

塩が溶けて
全てのらっきょうがかぶるくらい
水が上がって来るまで待つ。


今年も美味しく出来上がりますように。
あと1ヶ月後の甘酢漬けまで時間にまかせて忘れる事にしよう。


畑から採れたものをすぐに加工や調理していただく大切さ、おいしさ
共有できたらうれしいです。

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