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喋らないから届くもの

友人宅でわんさかと咲いている黒いカラーをいただいた事から始まった気づき。

友人宅にて

友人宅に遊びに行った帰り際、
小さな花壇の隅に雨に濡れて活き活きと咲いているカラーをみせてもらう。

数年前、小さな鉢植えで贈られたものを枯れそうになって地植えにしたら、何もしてないのに大きく育ってしまったとのこと。
そういえば、その鉢、以前に見たことがあった。

その友人は植物を育てるのは苦手だし、生花を飾るのも面倒くさいというタイプではあるが、長年元気にしている鉢植えがいくつかある。

おそらく、水やりのタイミングなど何かを察知した時だけかまっているだけ。
それが、その植物たちには心地よいのだと思った。

そんなこんなで、自分はわざわざ家の中には飾らないけど、せっかくたくさん咲いた花を家に飾って欲しいと。
そして、自分で好きなだけ取って行って欲しいと言われた。
(虫がいるから触れないからだった)

そこで、10本ほどいただくことに。

自宅に飾る

ただバサっとした感じで生ける


すぐに花瓶に飾った。
大輪の花束はやはり迫力がある。
そのものが良いので、ただ入れただけでなんだかいい感じ。
部屋の空気が変わる。

気づくか気づかないか

その次の日のこと
お客様数人のうち、ひとりが花束にすぐ反応した。

何か話しかけられたようにこれをみつけて、とてもキレイと褒め称えた。

そこから、植物の話しに始まり、なぜか子育てや人間関係の話しにまで広がった。

この方と私のテーマは、
「ヒトを助けたい、良くしたい。
からの、それを通して自分の価値を高めようとしていた勘違い」だったのかもね!とふたりで納得。

今までの子育てや人間関係の後悔はありすぎるほどだけど

これからは、子どもへの干渉、ヒトへのおせっかいは自覚してほどほどに。
必要な時だけ、孫の世話や地域のお手伝いをして

今まで多く他人に注いできたエネルギーはまず自分のため、次に大切な家族に、そして畑や植物を育てることへ注ぎましょうね〜ということに。

そして、カラーを数本お裾分けした。
その方からは、自作のラベンダースティックを頂いたので交換となった。

今年咲いたラベンダーで作ったばかり
とても良い香りが漂う



植物から教わること

私は、どうしても
しゃべりたい、わかってもらいたいという思いからか、言葉数が多くなってそれを押し付けてしまう。
そのことで逆に伝わらなくなってしまうこともしばしば。

このカラーや植物はしゃべらない。
でも、何かしらのメッセージを放っているような気がする。

ただ、黙って
立ち振る舞いから出ている何か。

おそらく、これをキャッチして育てた友人の最小限で、最大の引き出し方、すごいなぁと思う。

そして、カラーを見ただけで気持ちが上がり、反応したお客様の感覚もステキだと思う。

植物が何か出しているメッセージをキャッチできる力

そして、そこから学べる何か。

そんな感覚を磨いて、
うまく使っていけたら
もっと良い生き方ができるのかもしれないなぁなんてね。

植物から、ステキな人間関係から教わったことを書いてみた。

ありがとう

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