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梅日和


梅仕事開始

snsの中、私の周りでも梅の話題が出てきたこの頃
私も始めなきゃ!と畑へ。
熟して実が落ちる前
雨が降る前に良いタイミングで収穫したい。

青い梅はシロップ漬けや醤油漬けなど
スッキリした風味
カリカリした食感を楽しみたい時に早めに木から採って漬け込む。

黄色い完熟したものは
ジャムやシロップもいい
まろやかな風味になる梅干しには最適。

アルコールが全くダメな私はお酒は作らない。
お酒が飲めれば、もっと幅が広がっただろうなぁ。

キレイに丁寧に洗う
台所が梅の良い香り


今日は3キロほど収穫

シロップ漬け
醤油漬け
キズがあるものはジャムししてしまおう。

黙々とヘタを取り
タネを取ったり
これがまたとても楽しい。

これは醤油漬けの素材に

今年は不作の梅の実
自然の作用なので仕方がない
梅もこうやって幹を休める時期としているのかもしれない。

残りの梅の実はもう少し完熟してから採って
梅干しにしよう。

梅干しもたくさんのレシピが出回っている。

干さないやつ
砂糖と酢のやつなど
少量ずつ、いろんな漬け方を楽しんでみようと思っている。

理科の実験の感覚。
毎年楽しい。

醤油と胡麻油で漬けてみる


noteの振り返り
ふと思い出す


ここまで何回かnoteに記事を書いてみて
当初、レシピを載せようかとか
もっと違うモノも考えていた。

レシピはたくさん溢れているし
私もいろんな方のいろんな方法を試したい。
そもそも、分量をきちんと計って作っているわけではない。

それよりも、

畑があり、
そこから採りたてのモノをこうやって食べてるよ!を伝えてみたくなってきた。
それって、『とても豊かなこと』なのかもしれないと感じている。

袋の中で整列した野菜ではなく
葉や根がついてて、
土がついてて、虫がついてて
生命力が溢れた野菜を取っていただく。

このタイミングで畑の収穫作業を手伝うとか全く考えていなかったが
らっきょうを抜いた時の根の力強さ
採っても、採っても毎日育つ、さやえんどうの生命力に改めて気づかされ 
これって立派な「ネタ」よね!と。

それを伝えて
何かを思い出したり
やってみようかな〜というスイッチになるとうれしいかも。と思い立って画像を撮り始めた。

思い起こせば
東日本大震災の時‥
命に別状は無かったものの、
ライフラインは途切れ、再度の揺れに
「このまま死ぬのかもしれない」という恐怖を何度も感じてはいたが
食べるのに困らなかった。

農家なので、米はある、野菜もある
練炭もあったし
裏に山があるので薪を拾って来れば火は焚ける。

まだまだ寒かったので
練炭を炊きっぱなしにして
常に何かを温めてたり、沸かしたりしていた。

『もしかして、農家って強い?』
なんて、他の方の体験談を聞きながら漠然と思っていた。
もちろん、若い頃は『農家って恥ずかしい』が勝っていましたが。

今やどこに住んでいたって大きな災害は起きるかもしれない。
無いに越したことはないが、備えとか知恵とかは持っていて使えた方が良いと思う。

そのあたりから
おばあちゃんがやっていた、保存食や漬物に手をつけ始めていたなぁと、
これを書いていて思い出した。

作業再開

さて、梅仕事に戻り
キズついたモノはジャムにしよう。
だんだんめんどうになってきたので
梅と砂糖を適当に容器に入れてレンジへ。

何個かは玄関に。
梅の香りがなかなか良い。


玄関にも置いてみた。
こうやって玄関で甘酸っぱい香りがするとお客様は喜んでくださいます。

季節感も大事にしていきたい。

数日後、残してきた梅の実が熟すのが待ち遠しい。
そして、仕込んだ梅が美味しく食べれることも。

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