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アウトプット記録#5 「きみはどう思う?」にすぐ答えられるようになる。

斎藤孝『5日間で「自分の考え」をつくる本』


この本を読む目的

自分の意見を言うのが苦手だけど、なんで苦手なんだろうって考えると、
何も感じていなかったり、そもそも何を言ったらいいかわからないってことが多い。よく思考停止してしまう私。「自分の考え」をいつももっている人になりたい。

3つの気づき

1.レビューは、10割すべてが「自分の考え」でなくてよい

レビューは、自分の好きなテーマについて書けばよく、ネットなら他者から評価されることも可能なため、うってつけの練習場。
そのレビューは、すべてを「自分の考え」で書かなくてもよい。6~8割は要約で、「自分の考え」は2割でOK
書き方のワザもある。一つ目は、自分なりの「角度」で、特にリスペクトできる部分に焦点を絞って評論する。二つ目は、文を引用して新しい知識を掲示する。そうすることで、誰かの役に立つ「意味のある」レビューになる。
自分なりの視点でいいから、具体的に自信をもって言い切るのが大事。

⇒まずは本の感想を読書メーターに読んだ本のレビューを投稿して、考えをもつ練習をする


2.「比較する」という思考パターンを身に着ける

どうやって「自分の考え」をつくるか。
本書ではいろいろな思考法が紹介されていたが、自分ができそうだと思った「比較する」を取り上げる。
比べることで、似ているもの(ほかの製品・サービス)との差異を見つけたり、似つかないように見えるものとの共通点を見つける。人の話を聞いたり本を読むときにも、話や文章を分解して整理したり、対立構造を捉えると理解が深まる。

日常で触れるものやこれいいなと思ったもの、なぜか惹かれたものを、その他との違いを比べることで、何がいいのか考える。何らかの考えを言えるようにしたい。


3.言葉を集めて、言語センスを鍛える

頭の良さのバロメーターは、「語彙力」。
言葉のセンスを磨く方法の一つに、テレビやラジオを活用する方法がある。なぜなら、テレビやラジオで発せられる言葉は、研ぎ澄まされた、ハイレベルな言語センスをもつものであるからだ。
方法としては、まず、キーワード的な言葉を意識したり、なぜこのコメントが残ったのかという観点で聴く。次に、どれくらい語彙力がついたかチェックするために、自分なりに咀嚼し再構成して、小ネタとして話せるよう準備する。

小ネタに関して、読書体験も小ネタになる。本からの引用と、自分の体験(感じたこと、感動や驚きも含む)を結び付けることで、オリジナルの小ネタがつくれる。

「言葉のセンス」に注目してテレビを見る。ラジオを聴く。面白い、刺さった!と思うものは、誰かに話せるように小ネタにして、スマホにメモする


おわりに

自分の考えをもっている人って、いつも何かを考えている、考えるマインドをもち続けている人なんだなと、自分がいかに思考停止しているかを痛感。
頭の中にとどまっているだけにならずに、外に出して何かを変えていけるようにしたい。

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