見出し画像

アウトプット記録#2 覚えるために、整理するために、発想するために、書く。

樺澤紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』②WRITE編

この本を読む目的(再掲)

  • 話すことが苦手で、うまく話せるようになるためのヒントを得たい。

  • 本を読んだりしてインプットする機会が多いが、自分に取り込めている感じがしない。インプットしたことをうまく活かせるようになりたい。

学んだこと

  • 「書く」ことで覚えられるのは、神経の束である脳幹網様体賦活系(RAS)が刺激され、脳がその対象に対して注意を向けるようになるから。

  • タイピングよりも手書きのほうが、より記憶に残りやすく勉強効果が高い。

  • 落書きは、感情を刺激し、記憶力や創造力を高める。

  • 上手な文章を書けるようになるためには、誰かに読んでもらってフィードバックを得ながら、たくさん書くこと。

  • 朝起きてからの2~3時間は、1日で最も集中力の高い時間帯。

  • 何かに気付いたとき、「あっ!そうか!」と思った瞬間(=アハ体験)、脳の神経回路がつなぎ変わって、新しい自分になる。

  • ひらめきは、ぼーっとしているとき、リラックスしているときに生まれる。

  • ぼーっとしているとき、脳内では、「デフォルトモード・ネットワーク」が活発に稼働している。シミュレーションや記憶の整理、状況の分析などをして、自分をよりよくするための準備をしている。

  • ひらめくためには4つの段階がある。①「準備」本を読んだり書きだしたりブレインストーミングをして、問題と格闘する。②「孵化」いったん放置して、ぼーっとする。③「ひらめく」④「検証」ひらめきが正しいか確かめる。

  • アナログは抽象的なアイデアを自由に発想するのに、デジタルはそれを具体化していくのに向いている。

  • 楽しいと感じたときに出るドーパミンは、モチベーションを高める物質。集中力、記憶力、学習能力、作業遂行能力も高める。

  • 人間は時間が制限されることでモチベーションが湧いてくる。

  • 視覚情報を使うと、口頭で説明するよりも6倍以上記憶に残る。「画像優位性効果」

  • 視覚情報は処理速度が圧倒的に速い。文字情報や聴覚情報とは別の処理経路をとる。

実践すること

  • 本を読んだら、「なるほどなぁ」「これは初めて知った」といった気付きを3か所見つけて、ノートに書きだす。

  • 心が動かされた体験をしたとき、直後に頭の中にある気付き・感動をノートに書きだす。

  • 文章術の本を読む。まずは今持っている、古賀史健さんの『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読もう。

  • 文章を速く書けるようになるために、時間を決める。全体の構成を考えてから書くようにする。

  • 毎日、紙にTo Doリストを書いて机の上に置いておく。(午前中、午後、スキマ時間にやること、をそれぞれ3つ)

  • 「あっ!そうか!」な体験をした瞬間、気付きを得た瞬間、メモをとる。

  • 空いた時間にとりあえずスマホを見るのをやめる。何もしないでぼーっとする時間を大事にする。

  • アイデアが出てこない、行き詰ったとき、カードによるアイデア出しをする。①「とにかく書き出す」思いつくこと、キーワードを1カードに1個、30個くらい書く。②「連鎖させる」1枚から連想されることを芋づる式に書きまくる。③「100枚書く」②を100枚。④「カテゴリーごとに分類する」⑤「デジタルでまとめる」細かくまとめる。

  • 授業、セミナーなどを受講するとき、ノートに記録する。見開き2ページで、重要なことと、3つの気付き(発見や学び)、3つのTo Do(生活でどのように実践するか)を書く。

  • プレゼンスライドをつくるとき。①「アイデアを出す」ノートに自由に書きだしたら、次のページを4分割して、右上・右下・左下・左上の順に(時計のイメージ)話す内容を書き込む。(イントロ・入門・応用・まとめ)②「構成を決める」Wordのアウトライン機能を使う。③「スライドをつくる」アウトラインに沿って、迷わずつくり進める。

  • 引用できそうな資料を集めておく。「Google Scholar」「Google ブックス」を活用する。

  • 要約力をトレーニングするために、小説を読んだり映画を見たら、内容や感想を要約してTwitterに投稿する。5分以内で書く。

  • 実現する目標を立てる。①難易度を「ちょい難」にする。②期限をつける。③具体的な行動にする。④客観的に評価できるようにする。⑤小さな目標に分割する。

  • 目標を立てたら、①毎日見えるところに貼って見返す。②SNSや人前で公言する。③月ごとにフィードバックする。

  • 返信は5分以内に終わらせる。開いたら、その場ですぐに返す。

思ったこと

脳の仕組みにもとづいたアウトプット術が満載で、やってみたい!やろう!ってなった反面、新しいことが多すぎて自分のものにできるかなって気持ちも。見返して、ちょっとずつでも実践していこう。
特に発見だったのは、ぼーっとする時間の大切さ。意識してみると、何もしてないと自分では思っててもぼんやり何かを考えてて、ぼんやり何かを思いついたり、何かを結び付けたりしてる。スマホから顔上げて、何かをやらなきゃと思わないで、大事にしよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?