見出し画像

〝育児〟はコミュニケーションの練習

わたしは頑固で不器用だ。そのうえ平和主義。

この性格ゆえに他人との付き合い方は基本的に狭く浅くだ。

しかし、子供に関しては少し違う。

現在、3歳、5歳、7歳の3人の子供がいる。

3人には本当に幸せを感じながら生きてほしい。と願っている。

命に関わること、健康を害すこと、他人に迷惑をかけること

は一方的に注意することもあるが

基本的には自分の好きなことをどんどん発見していくこと、

自分で考えることを質問を通して促すようにしている。

また「子供は親の言うことは聞かないが親のマネはする」ので

子供の前でも身体を動かす、読書をするなど子供にマネをしてほしい習慣を

取り入れているし、楽しく過ごしている。(無理矢理やっているわけではないが・・・笑)

ここまではわたしの中では簡単にできること。

問題はここからだ。

子供が「学校に行きたくない」と言った時
学校に行く理由を聞かれた時

「自分は保育所で嫌われている、自分はこの家にいない方がいいのかもしれない」
などのネガティブ発言をした時


どう答えるかだ。

この時、親心としてはつい、誘導したい方向を決め

そっちに引っ張っていく意見を言ってしまう。

しかし、それでもし上手くいったとしてもそれは単なる親の自己満足だ。

子供の中では

この世の中では
「誰かの言うことに従って生きていかなければいけない」
「嫌なことを我慢して生きていかなければいけない」
と感じる経験が1つ増えただけだ。

子供に対してできるのは

話を聞くこと
背中を押してあげること
親の意見を伝えること

強制するのではない。

子供が感じていることを自分自身で伝えることができる練習相手になる。
勇気のない子供に対して、少しだけ背中を押す。
親はこう思っている、違う考え方もあるということを認識させる。

その上で判断するのは子供自身だ。

考える、選ぶ、決めるができる人は

本当の意味で強いし、幸福度も高い。

簡単なようで、難しい。

毎日がコミュニケーションの練習だ。

この間、「親が優しすぎて嫌」という中学1年生に出会った。

優しさの裏に何が隠れているのだろう?

子供は敏感に気づいている。


サポートいただけるととても有り難いです。 いただいたサポートは読書やセミナーなど自己研鑽のために使用させていただきます。 そこで得られた知識に関しては「記事」を通じて皆様にもシェアさせていただきます。