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素直は自然な心の姿(099)

こんにちは、紺野うみです。

私たちは、赤ちゃんとしてこの世に生まれた瞬間は、すべての人が「素直な心」を持っています。

でも、それはいつの間にか社会に翻弄される中で、次第にさまざまな色に染まってしまうもの。

自分の「染まっている心」に気づくことさえできれば、そこから少しずつでも素直な心を取り戻すことは叶います。

誰の心もいつだって、自然体で生きてゆけますように。


心は「そばにあるもの」を吸収している

人の成り立ちは「魂」と「心」と「体」の3つが揃ってできているものだと、私は考えています。

そこで「魂」というのは、今の人生よりも以前(いわゆる前世)の「一生」を経験している可能性が高いのですが、「心」というのは「体」と同じように、今の自分の一生に限定して無垢な状態からスタートするものという認識。

なので、心も私たちと一緒に、ゼロからさまざまなものを吸収して育っているのではないでしょうか。

これまで育ってきた環境・出会ってきた人々・身を置いている場所などから、善いも悪いも酸いも甘いも、多くを拾い自分の心に反映させながら「個」という人間が育ってゆくのです。

これは、たとえガードをしようと思っていても、無意識のうちに何らかの影響は受けてしまうもの……。

たとえば「こんな環境に染まるもんか!」と固く思っていたとしても、その環境に触れているだけでも心は騒いで、気持ちは汚れたり荒れたりしてしまいます。

身近な環境・人・場所が、あなたの心を作り、育てていると言っても過言ではありません。

ですから、本来の自分の心は「無垢」だったということを信じて、できればそれに影響される前の「自然体」を意識してゆくことが大切なのです。


「鵜呑み」ではなく「受容」する

「自然で素直な心」でいるためには、外側からの情報や影響を「拒絶」しているばかりというのも、あまりよいこととは言えません。

防御に徹しようとするあまりに自分の心が頑なになってしまえば、善いものであっても「新しいもの(価値や思考や情報など)」が入りにくい状態になってしまいます。

ですから、何でもかんでも拒絶してしまうというのでもなく、かといって何でもかんでも「鵜呑み」にするということでもない、フラットな立ち位置の心を持っておくのがベストです。

頑固さやひねくれた気持ちを捨てて、まずは一度どのようなことも「自分で咀嚼するために心に受け入れてみる」というのが大切なのではないかと思うのです。

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