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心だけは孤独にしない(107)

こんにちは、紺野うみです。

ひとりぼっちを怖がる人は多いです。

――そりゃあそうだ、淋しいのは嫌ですもんね。

でも「淋しさ」ってなんでしょう? 一体どこからくるのでしょうか?

今日はふたつ繋がったツイートを、掘り下げて書いていきたいと思います。

本当に孤独になってはいけないのは、「心」だから……。


ひとりでいることが悪いのか?

たいていの人は、ひとりぼっちで孤独になることを恐れるものです。

それが嫌だから、周りと合わせて自分を抑えたり、同じことをして楽しんで感情を共有したりもします。

では、ひとりでいることは果たして「悪いこと」なのでしょうか?

……私は、どうしてもそう思えないんですよね。

むしろ、孤独を恐れすぎるあまりに自分を抑え込むよりも、ひとりの時間にじっくりと自分について考えることもしなくては、と思います。

学校と言う場所で育ってくる子どもたちにとって、「仲間外れ」や「孤独」は恐ろしい脅威です。

集団の中で「自分の居場所」を確立するために、自身の役割やポジションを模索し続けるようなところがあった学生時代は、私にも記憶に残っています。

あの時間は「ひとり」で過ごすには、あまりにも長く感じられて苦痛が伴うものになってしまいますよね。

私は幸いにして、通っていた学校の身近な場所では、「いじめ」というほどのものが存在しませんでした。

わりと呑気に過ごしてきた方だとは思うのですが、それでも、ひとりになることに対する恐れは、心のどこかにあったと思います。

「ぼっち」という言葉がありますけれど、その状態を恥じる人は多いですし、バカにする人も多いですよね。

でも、孤独が嫌だからと言って自分の本音を殺したり、信念を曲げたりするのはもっと辛い状態です。

それなら、はやくその「ひとりぼっちは悪いこと」という意識から、抜け出さなくてはいけません。


孤独を誤魔化すため己に嘘をつかない

自分の心を偽って、本当の自分ではない姿で繋がった人とは、所詮その程度の付き合いしかできずに終わってしまいます。

むしろ、決して大勢ではないとしても、本当の自分として振る舞って結ばれた縁の方が、ずっと太くて強い繋がりになることでしょう。

そして、「誤魔化さない自分」をしっかりと持ち続けるためにも、自分自身と向き合うための時間は必要なんです。

それは大抵、「ひとりの時間」にできることです。

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