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心の夢、心の檻(051)

こんにちは、紺野うみです。

あなたの心を、今捕えているものはなんですか?

それが、自分に希望を与えてくれる「夢」ならいいけれど、自分から自由を奪っていくような「檻」ではあってほしくない。

これも、本当は自分の意志で決められること。

まずは自分の心について、考えてみませんか……?


心の檻とは

私たちは案外、自分自身の心の中に、無意識のうちに「檻」を作り出してしまったりしています。

これまで育ってきた環境や、周りにいる人の影響力、世の中に存在する「暗黙の了解」のような常識というもの、それらに伴って植え付けられた思考癖……。

これらは、寄ってたかってあなたの心を、「あなたはこうでなくちゃダメでしょう」「こういう時はこうするべきだよ」「こうしていないとあなたらしくない」などと束縛してきます。

厄介なのは、この「檻」が「無意識」であるということ。

つまり、「自分の心が自由じゃない」ことに、多くの人は気がつかずにいるわけです。

でも、結局「~すべき」「~ねばならない」と自分の心を閉じ込めていて、それが「本心」とマッチしていなかった場合、苦しむのは自分自身。

しかも、苦しんでいるときですら、「こういう自分でいられない私はダメ人間」「こんなこともできない自分が嫌いでたまらない」と自己否定にばかり走ってしまうのです。

どうして私がこんなにその思考を代弁できるかというと、私自身が、かつてはこれを繰り返して、自分の心を苛め抜いてしまっていたから。

自分の頭に何層にも装着されていたフィルターを、一つひとつ取り外してみると、「なーんだ、私もっとこうしてよかったんじゃん!」とか「こんな自分の可能性があったなんてびっくり」といった発見がボロボロ出てきて驚いたものです。

そして、自分の心に素直になるということを覚えた私は、やっとその「檻」から飛び出すことができたのだと思います。


心の夢とは

さて、一度檻から出てみたら、そこはまっさらな原っぱみたいな場所で、「自分らしい可能性」がコロコロとそこらへんに転がっているわけです。

自分の心に、「本当は何が好きなの?」「どんなことをしたいって思ってる?」と問いかけながら、いろんなことを考えていきました。

そこから、どんな建物を建てるも、何をして楽しむも自由の世界……。

仕事の選択も、自分の特技や挑戦してみたいことの中から選びなおしました。

趣味や遊びの時間も、自分の心が本当に喜ぶようなこと以外、惰性や付き合いで手を伸ばすことをやめてみました。

今まで以上に、自分の心の内側と密な連携(意思確認)が取れるようになっていて、振り返ってみても、そこから「選択」を誤ることはまずなくなったと感じます。

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