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旅人たち(056)

こんにちは、紺野うみです。

どこにも旅行に行けない昨今ですが、私たちの「旅」への欲求って、きっと誰にでも少なからずあるものだと思うんです。

普段と違う場所に出かけ、見たことのない景色を見て、聞いたことのない話や音楽を聴く、素敵な旅……。

でも、それって自分の「人生規模」で考えても、同じことが言えるのではないでしょうか。

これまで知らなかった日々を過ごし、出会ったことのない人と出会い、新しい景色を見に行く、素敵な旅……。

あなたも、いつまでも同じ場所をグルグルする人生じゃなく、本当の意味で魂が輝くようなお役目を成し遂げるための、旅をしませんか?


旅に出るときは、持ち物を確認しよう!

自分の人生を、ひとつの大きな「旅」だと捉えると、まず最初に大切になるのはコレです。

「自分の持ち物」を、よく理解しておくこと。

「持ち物」というのは、あなたが元々持っていた心の要素や、得意な分野、好きな事柄などを指しています。

つまり、元々あなたの中に存在している、「価値あるもの」をどれだけ把握できているかということですね。

もっと言えば、自分が持ちたいと思わずにきたものや、あえて手放してきたものについても把握しておけば、苦手な領域や関わりたくない分野、嫌いな要素にも、できる限り触れずに歩いていくことができます。

私は、せっかく人間には「個性」があるのだから、その秀でた部分を使ってお互いを支え合えば、十分に素敵な世の中ができ上がると信じています。

じゃないと、「バラバラ」に生まれてきた意味がなくなってしまいますから。

なので、あなたの心が「ワクワク動く」物事にこそ、「その持ち物が一体何なのか?」という答えが見えてくるはず。

世間で言われるような「天職」って、その持ち物を熟知している人が、掴むことができるものだと思うわけです。

そして、持ち物は長い旅路の中で、ますます洗練されて得るものも増え、その価値を増していくことでしょう。


旅をするときは、信頼する仲間を探そう!

そして、自分の持ち物がよく分かったら、今度はお互いを助け合い支え合いながら、同じ目標を掲げて邁進できるような「仲間」を探すフェーズが始まります。

同じ環境で共に同じ目標に向かって、助け合いながら走っていく仲間やチームが必要なシーンもありますよね。

あとは、身近な家族なんかは、お互い走り続ける人にとっての「給水所」であれるような存在になれたら素敵です。

疲れているところに、ホッとする顔が見えて、その人から美味しい水の入ったボトルを差し出されたら、それだけでも幸せじゃないですか。

それにこれは、同じ場所でがんばる人だけに限ったことではありません。

形は違っても、より良いものを目指して旅をする仲間、としての励まし合いができる相手と出会うことだってあるでしょう。

とにかく、あなたが心から信頼できて「この人はいいな、おもしろいな」と、その人柄を好きになれる相手なら、どんな立場の人だって関係ありません。

そういった方は、別の道を一生懸命走っている仲間であって、きっとどこかの地点で顔を合わせることがあったら、お互いを労ったりたたえ合ったりできる、心強い存在です。

ぜひあなたも、長い人生の中で「いろんな形」の仲間を、たーーーーくさん探してみてください。


旅の果ての、お役目を意識しよう!

そして……その「持ち物」と「仲間」の力を掛け合わせながら走り続けると、きっとあなたにも「人生のお役目」というものが見えてくるはず。

これは、決してひとつとは限りませんし、大きなものばかりでなく、小さなお役目がポンポンたくさん用意されていることだってあります。

大切なのは、それらを「これは、自分が背負えるお役目なんだなぁ」と、自覚して向き合うことなのではないでしょうか。

「自分の生きる意味が分からない」「自分の命の価値が理解できない」

世の中には、そんな風に悩み続けながら生きている人もたくさんいるはずです。

でも、それは「まだ見つけられていない」というだけの話。

「自分に、生きる意味や命の価値が存在しないのでは」と考えるには、あまりにも早計過ぎます。

きっと、自分の人生という旅の果てに、その「意味」や「価値」をどれだけ遺してゆけたか……という答え合わせがあるのではないでしょうか。

つまり、この人生を卒業するまでは、その答えなんて誰にも分らないんです。

今まさに、悩んで自分の心を追い込んでしまっている人がいたとしたら……。

まずは、自分が持っている持ち物について、一生懸命考えてみてください。

そして、次に「等身大のあなた」を見て、その旅路を応援してくれる仲間を探してみてください。

一人も見つからないなんてことは、絶対にありませんから。

だまされたと思って、諦めずに探してみてくださいね。

「人生の旅」は、諦めないことが肝心ですから、決して自分から投げ出さないでください。

無理に走り続けることに、もし疲れてしまっていたら、その場でいくらでも休んでいいんです。

そして私は、すべての旅人たちの応援ができる人でありたいなと、密かに思っているのです。


紺野うみ

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