言葉の贈り物(034)
こんにちは、紺野うみです。
多分、私たちは人を「傷つける」のも「幸せにする」のも、とっても簡単にできてしまう。
ふと、そんなことを考えたりします。
だって、私たちには「言葉」がある。
誰かからのちょっとした言葉に、落ち込んだりもすれば、舞い上がったりもする。
だから、なおさら思うんです。
私はできるだけ「幸せにする」人でいたいって。
言葉の使い手
これは、当たり前のことかもしれませんけれど……。
私は「書くこと」というのを生業をしたいと考えるようになって、この世界に飛び込んでから、ますます「言葉」について考えることが増えました。
いや、正確に言うと「言葉の重さ」について、かな。
その影響力について、畏れみたいなものも感じつつ、それでも「言葉」を使ってできることがあると信じていたいから、書く。そんな気がしています。
これは、自分の中でなんとなく「魔法使い」みたいなニュアンスで、「言葉使い」みたいな感覚があって。
それを考えたとき、私は「良い魔法使い」ならぬ「良い言葉使い」になりたい。
「悪い言葉使い」の道は、書くことを使って生きていく以上、なりたくない――そんな風に思うんです。
しかも、執筆のお仕事の場合は、相手が必ずしも目の前にいるとは限らないです。
自分の書いたものが、どこへどんな風に旅していって、誰の心に届いて、それがどんな風を吹かせるのか?
それを考えることを、放棄しないようにしようって思っています。
言葉の効能
書くことはもちろん、身近な人との時間でも「あたたかな言葉」が使えるって素敵なことですよね。
だって、その言葉が自分の大切な人にとって、喜びや勇気になるかもしれません。
自分の愛情を伝えるのだって、言葉の力を借りることができる。
どんなにちょっとしたことだっていいんです。
相手の心をふっと和ませたり、明るく照らしたり、笑顔にさせられたりしたら。
そういう、あったか~い言葉の効能を出せる人になれたら、自分の周りの人はどんどん幸せになれる。
そして、その影響は必ず自分の人生にも表れます。
世の中を少しでも明るくする言葉たちを、心を込めて多くの方に届けていきたいと思います。 紺野うみの活動を応援していただけますと、大変うれしく思います!