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贈ることを楽しむ(070)

こんにちは、紺野うみです。

人に何かをプレゼントしたりやってあげたりしたときって、ついつい何か分かりやすい形の「見返り」的なものを期待してしまいがちなのが、人間の心かもしれません。

でも、それって実は結構「損」をしているんじゃないかと思うんです、逆にね……。

今日は、人になにかを「贈ること」を、全力で楽しむためのコツを。


人のためにしたことは、さっさと忘れるべし

これはね、本当におすすめなんですよ。

人に対する余計な期待を背負うこともないですし、相手にプレッシャーも与えないので、さっぱりした人間関係でいられます。

相手からしても、恩着せがましい人なんて嫌だと思いますけれど、第一に自分自身の心が、とにかく身軽でいられますから!

こういうことはさっさと忘れてしまっておけば、期待に心が縛られることもなく、万が一その後なにかお返しをいただいた時には、その喜びや感動が勝手に倍増します。

「私もしてあげたんだから、まぁ当然かな」って思いつつ受け取るよりも、「ええっ、こんなことしてもらっちゃっていいのかな!?」って思って受け取るものの方が、中身は同じだって心が何倍も幸せじゃあないですか。

してあげたことなんて、さっさと頭から消しちゃっていいんです。

そこに、大切な脳内のキャパシティを使ってしまうのは勿体ない……。

むしろ、人からしてもらったことの方をしっかり記憶しておいて、感謝を忘れずに伝えたりお返しを考えたりする方が、よっぽど幸せな毎日が送れます。

周りの人に対して、「ありがたいありがたい」という心で、いつも過ごしていられますからね。


自分に無理なくできることで、貢献するべし

そこで「してあげたことを忘れる」ための条件として、伝えておきたい重要なことがあります。

それが、人に対してなにかやってあげるときの3原則。

①できる限り「自己犠牲」をしないこと。
②得意なことや好きなことの範囲で、それを行うこと。
③自分のキャパシティを越えるほどの、無理をしないこと。

この3つは、ぜひ覚えておいてください。

①できる限り「自己犠牲」をしないこと。

これは、せっかく差し出した行為以上に、相手からの反応が気になって仕方なくなってしまうから。

差し出したもので自分自身を削っていればいるほど、その結果が報われなかったり、対価が不十分だった時に必ず心に不満が生まれます。

「こんなに自分を犠牲にしてやってあげたのに……」と、どうしてもどこかで考えてしまうんです。

②得意なことや好きなことの範囲で、それを行うこと。

この「得意」と「好き」の条件を満たしたことであれば、それをやって人の役に立てたり喜ばれたりしたとき、それだけで心の中に幸福感が生まれます。

自分の存在で、誰かを喜ばせてあげられるって、とっても尊いことではないですか。

それに、そもそも好きなことであれば、たとえ相手からの反応がなくたって「楽しい」「幸せ」と感じることだってできるわけです。

「幸福の自家発電」のようなものですね!

③自分のキャパシティを越えるほどの、無理をしないこと。

時々、人が良い人ほど、無理をして何かを引き受けてしまったりすることがあるはずです。

でも、私はまず「自分自身を自分の力で幸福にできる状態」でないと、他人を本当の意味で幸せにすることは難しいと感じていて……。

自分の心や体にある程度の「余裕」がある状態って、絶対に大切だと思うんです。

「余裕」のない形で人と関われば、時には不毛な感情のぶつかり合いを生んでしまうことがあったり、一方的に自分か相手が疲弊したりするという、不健全な人間関係に転じやすいもの。

自分で抱えられ、引き受けられる範囲の中で、力を尽くしていくのが一番です。


贈ることそのものに、価値を見出すべし

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