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自分にきちんと「ありがとう」(019)

こんにちは、紺野うみです。

突然ですが、あなたは一日が終わるときや、何かを一生懸命がんばった後、コレをやっていますか?

そう……「自分自身にお礼を伝えること」です。

「何言ってんの? 自分に言っても、意味なくね?」

ちょっと今風に言ってみましたが、こんな感覚を持つ人も少なくないかと。

うん、でもね。これは、あまり知られていないことかもしれませんが……大ありなんですよ、実は。

縁あって、これを読んでくださった方に、今日はそれをお伝えしておきますね!


「周囲」への感謝は、人としての基本

私たちはよく、「人は一人では生きていけない。だから、自分を取り巻く人や物事に対して、感謝の心を忘れてはいけない」と教わってきました。

とっても立派なことに、それを忘れずに意識できている人は、この世にたくさんいます。

それが、人として誰かと支え合いながら生きていく中で、決して失ってはならない感覚でもあるからです。

どんなに小さな幸福や感謝についても、丁寧に態度や言葉でその喜びを表現したり、お礼を伝えていくということは、必ず良い状況を生み出すでしょう。

それが本心から来ているものであれば、これは間違いありません。(つまり、心にもないおべんちゃらはダメ!)

自分が幸福・感謝にどんどん敏感になりますし、その喜びをしっかりと味わい抱きしめることができる。

そして、そういう人の所に、幸福や愛情とは集まってくるものですから。

これはもう、基礎の基礎として日常で意識して繰り返し、幸福や感謝を拾い集めることのできる「心の網の目」を、どんどん繊細に細かくしていきたいものです!


「自分」への感謝は、忘れられがち?

ところが……。

現代人(特に、幸福度が著しく低いと言われている日本人)には、コレを忘れてしまっている人が多いと思うんです。

いや、「忘れている」というよりも「大切さを知らずにいる」……?

そんな気がします。

とにかく、自分に対して「感謝したり」「褒めたり」する人が少ないですよね。

それどころか、「私なんて」「僕なんて」といった言葉や思考が頻繁に登場しやすいところさえある。

自分が自分を過信しすぎたり、横暴になりすぎないための「謙虚さ」は大事かもしれませんが、それは自分の価値を貶める「卑下」とは違います。

まず、声を大にして伝えておきたいのは……「あのね、この世の中で一生懸命生きているって、それだけですごいのよ」ってこと。

決して幸福なことばかりじゃなくて、哀しみも痛みも苦しみもともなう出来事が、人生には必ず付いて回ります。

誰にも、その困難や試練を「回避」する方法はないんですよね。

だって、それらを受けて心や魂をピカピカに磨くために、私たちは生まれてきているんですから。

つまり、こうしてあなたが生きているのは、本当に立派だしがんばっているんですよ。

その大前提を、忘れないでいただきたいのです。

もちろん、頑張りの度合いは人によっても、時期によっても、段階によっても変わってきます。

たぶん、その評価は自分の胸に手を当てて、目をそらさず見てみれば解るはず。

人は、自分の存在を誰かに認められればうれしいものですよね。

それは「自分で自分を認められるかどうか」も同じなんです。

いえ……「人から認められるかどうか」以上に、自分からの「肯定」は大きな意味を持っています。

むしろ、生きることとは、「自分らしく生きていることを、自分がいかに認められるようになるか」ということでもあるかもしれません。


「自分」という存在は神様からのレンタル

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