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SNSは人生の小窓(103)
こんにちは、紺野うみです。
「たくさんの人に好かれたい、認められたい……」
そういう想いは、きっと誰の中にも少なからずあるはず。もちろん、それは決して「悪い感情」なんかじゃありません。
でも、この想いが行き過ぎるあまりに、自分の素直な心に背を向け始めると、途端に人生は狂い始めてしまう気がします。
個人が自由に発信できる時代になっているからこそ、「人に自分を発信できる」ことに振り回されて、自分の心に対する嘘つきになっていませんか?
世の中で流行っている物事に
— 紺野うみ(巫女ライター/心の相談屋さん) (@konnoumi) May 11, 2019
「流行っているから」
という理由で乗じることが
一人ひとりの「素直な心」を
静かに殺してゆくと、私は思う
自分の心を黙らせて
人に褒められたから
どうだというのでしょう?
「好きだから」
理由はそれで十分です
ウケ狙いで人生を生き始めたら
あなたの心が可哀想
自分の心に、問いかけながら進んでみてくださいね。
あなたの生き方や人生の姿を守り導くのは、いつだってその行動指針を定める「心」なのですから……。
小窓から見せるものは?
SNSというものは、自分という人間の人生の一部を小窓で見せているような場所ですよね。
その小窓から自分のことを見てもらったときに、「素敵だね」「いいね」「好きだなぁ」という言葉をもらえると、やっぱりうれしいものです。
生き方だとか、暮らし方だとか、そういう姿に共感してくれる人がいたり、応援してくれる人が世界にはちゃんといるんだということが、どこにいたとしても知ることができるのですから。
SNSでどんどん自分をさらけ出す人は、その小窓の数が多かったり大きかったりするのと同じなのかもしれません。
人はその姿や内面がわかりやすい方が、「その人が好きかどうか」「その人を認めたいと思うかどうか」などの判断をしやすいですからね。
これからの世の中で、いろんな人に自分の生き方や活動についてを知ってもらうためには、大きな役割を果たしてゆくことでしょう!
でも、この小窓のシステムの落とし穴は、「魅せること」が目的になりやすいということでもある気がします。
つまり、「よく魅せたい」と思うあまり、自分の本来の姿や心から離れてまで、多くの人の認める自分を演じ始めないようにしなくてはならない……ということ。
「見せる」と「魅せる」は違います。
漢和辞典で「魅」の字を調べてみると、その意味には「まどわす」とか「心を惹きつけて迷わせる」といった意味が載っているので、わかりやすいですね。
例えるなら、部屋は汚いのにその一部分だけを猛烈に綺麗にして、そこだけを見てもらうようにすることでしょうか。
あと、よくあるのは食べ物や飲み物かな……大して好きでもないものを買って、撮影するだけしたら捨ててしまうとか。
これはやっぱり、本末転倒ですよね。
ありのままの自分を「見せて」、たくさんの人に知ってもらい、応援してもらったりファンになってもらう分にはいいのです。
もしくは、自分が本当に心を動かされた物事について、多くの人に知ってもらうために小窓から伝えるといったことですね。
自分自身が背伸びや無理をしたり、心を偽ったりしていない状態で続けることができれば、自分の心を追い詰めることはありませんし、本当の意味で応援してくれる人と繋がることができますからね。
小窓ですべてを見せることはできない
世の中を少しでも明るくする言葉たちを、心を込めて多くの方に届けていきたいと思います。 紺野うみの活動を応援していただけますと、大変うれしく思います!