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自分に「誠実」でいること(106)

こんにちは、紺野うみです。

私はある時から、できるだけ「誠実で在り続けること」を意識するようになりました。

なぜなら「誠実」に生きられないことは、自分自身の魂を汚し、心を蝕むことなのだと知ることができたからです。

今回は、「誠実さ」が生み出す幸福についてのお話。


悪い嘘をつくたびに心は擦り減る

自分だけがいい想いをするためだったり、誰かを貶めるためにつく嘘は、一見すれば自分を守って得をするような気持ちになるかもしれません。

少なくとも、世の中でそうやって人をだまして何かを得ようとしている人は、そう思っているのだと思います。

でも、本当はそれを繰り返すたびに、自分の心が擦り減っているということに早く気付かなくてはいけません。

悪いことをすれば「お天道さまの下を歩けなくなるよ!」と、昔の人は良く言いました。

これは、いわゆる他の誰が見ていなくても神様は見ている……ということであり、自分自身の魂がその罪を背負って、気まずさやうしろめたさを抱えたまま生きていかなくてはならなくなるということ。

「お天道さま」は太陽のことですが、これは日本の総氏神である「天照大御神様」が太陽の女神だからなのだと思います。

とにかく悪い嘘を繰り返せば、その分だけ自分は汚れていって、神様とも自分の心とも離れていってしまうわけですね。


心を麻痺させないこと

これが平気でできるようになってしまっている人は、心のどこかのスイッチを切っていたり、一部を麻痺させたりしているのでしょう。

罪悪感を感じずに済むように、心の痛覚を切り取ってしまっているような感覚なのではないでしょうか。

そして一度そうなってしまうと、なかなか自分一人の力では、元の純粋な心に戻すことは難しかったりします。

いつか大きな痛みを背負ったり、大切なものを失ったりして、ことの重大さに気づかされるのですが――それはやっぱり辛すぎます。

だから、自分の「心の痛覚」は本当に、大事にしておかなくてはいけませんね。

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