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裏側の物語(072)

こんにちは、紺野うみです。

自分の生きる世界は、必ず「見えていない部分」すなわち「裏側」があるものです。

たくさんの「ご縁」と言うべき出会いの、一つひとつに裏側の物語を感じてみませんか?

もっともっと、自分の世界を広げてゆくために……。


どんな物事にも「裏側」がある

こうやって漠然と書いていると、そもそも「裏側」ってなに?ということになるかもしれません。

物事の裏側、スポットライトの当たっていないところ、他者視点、客観、氷山の海に沈んでいる部分……。

言い換えは無限にできそうですが、つまりは自分自身の「見えていない部分」っていうことです。

目の前にある存在、人・物・事を、ただ単に真っ直ぐ捉えるのは簡単なことです。

自分が思考したり想像したりできる範囲は限られていて、そこだけであらゆるものを判断してしまうのは、本当にシンプルで楽ですよね。

嫌なことがあったら、怒ったり哀しんだり。

良いことがあったら、喜んだり幸せを噛みしめたり。

実際、それだけを繰り返しながら生きている人も、少なくないと思うんです。

……でも。

だからこそ、その「未知」の部分について想いを馳せることが、どれだけ尊くて貴重なことか。

それが自分を助けたり、人を救ったり、世界を広げていったりもするんです。


すべてに「意味」を考える

嫌なことがあったとき、私たちはまずその出来事に対して「怒り」や「哀しみ」などの素直な感情を抱きます。

でも、そこだけで終わってしまうのは、特に「マイナス」な方向の感情については「もったいない」と思ってしまうことが多い。

「これにはどんな意味があるんだろう?」

そんな風に、その一つひとつの出来事の裏側にまで、想いを馳せてみてほしいのです。

そこまで考えてみると、その出来事も自分を成長させるための踏み台だったのだと解ってきたり、誰かの反応の理由や背景を知ることができたりもする。

そうなると、むしろ「これがあったから、自分は成長できたんだ」とか、「これがなかったら、気がつけなかったなぁ」とか、そういったことまで見えてくるんですよね。

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