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アルツハイマー病の段階別症状をわかりやすく解説

意外と知らない方も多いので、 アルツハイマー病の段階別症状について解説します。

【初期の症状】

・直前のことを覚えられない (短期記憶障害)
・何度も同じことを言う、聞く(理解力低下)
・財布などを閉まった場所が分からなくなり周りの人が盗んだと思い込む (記憶障害または注意障害、物盗られ妄想)
・取り繕おうとして作り話をする(作話)
・趣味や日課に興味を失い何もしなくなる(意欲低下)
・うつ状態

これらの中でも、物盗られ妄想やうつ状態は介護者を特に困らせがちな症状です。
それでもアルツハイマー病においては比較的初期に現れることが多いです。
財布をなくすのを注意障害としたのは、「タンスにしまった」という事自体を忘れる記憶障害の他、しまった後にテレビなど他のことに気をとられ、「財布をタンスにしまった」という事に注意が回らなくなるためです。

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