詩 作られた生き辛さ


駆け離れて
幻想の世から 駆け離れて
残ったのは ウサギ1匹しかいない

なんだか、ホントウにこの世が遠ざかってしまうのを止められない

知ったらしまい
事実かどうかは別として
違った側面からこの世を見ると
「生き辛さ」とその側面は一致してしまう

「生き辛さ」とこの世の成り立ちは
イコールで結ばれてしまうのは事実だった

この幻想に適応できた人々は、
そんなことはどうでもいいのかもしれない
そこそこ、幸せにやっていけるから

学校を刑務所みたいと思った身からすると
私達は、家畜のウサギと同じ
外の世界があることすら知らない
小屋の中での提供された自由で遊ぶ


「生き辛さ」を主張すれば、強くなれと言う
「生き辛さ」を主張すれば、病気にされてしまう
「生き辛さ」を主張すれば、社会不敵合者で終わり


「生き辛さ」を主張せず、強くなった人を成功者と呼ぶ
「生き辛さ」を主張せず、鈍感に生きる人を大人という
「生き辛さ」を主張せず、いずれ病気になる人々


「生き辛さ」を当たり前として捉える地球人


小屋の中にいるから、生き辛いのだとしたら
「生き辛さ」が作られたものだとしたら

私達は小屋の外に出なければいけない
「生き辛さ」の外に出なければいけない


提供された自由の外へ
コンクリートの小屋から出て、
土を踏みしめた時
自身が創る自由が始まる

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