列強戦線の無料公開分まで読んでみました

前置き:列強戦線とは※ネタバレあります

2023年10月に月刊コミックゼノンにて連載を開始された、滅亡までの存続可能年数は残り100年と告げられた人類による、国同士の戦いを描いたバトルマンガです。
著作者は、うるまなつこ様です。

Yahoo!でネットサーフィンをしている時にたまたま広告を目にしました。
第一回戦は日本 VS イギリス。
「日本で売られる漫画だよね? じゃあ日本が勝つんでしょ?」と高をくくっていました。
しかし、ファンのコメントの熱意がすごかったです。

”好みどストライクのバトル! 絵も綺麗!”
”続きが楽しみすぎる”
”ただの主人公を生かしてなぜ最高のキャラクターを殺した!?”
”息ができない……あの子の明日が無いなんて”

どんだけ愛されたんですか。
どのキャラクターか伏せますが、気になって仕方なくなります。
そんなわけで無料公開分に目を通すのでした。

本題:読んだ分だけで考察※ネタバレ注意、読み違いもあるかも

そもそも国同士で戦う目的は、表向きは人類の存続です。
それは地球を支配するAIガイアから告げられる事です。
人類のほとんどは空気さえ自力で手に入れられません。ガイアの力なくして生きる事ができないのです。
しかし、トーナメントで戦わされる少年少女はみんな相変異で特殊な力を得て、自力で生きる事ができるようです。ガイアの支配から離れていると言えますね。そんな少年少女が戦わされるのです。ここに何か嫌な感じがしますね。

しかも、敗戦国は勝利国の要求を何でも吞まないといけません。ガイアは人類の余裕をとことん奪っているのですね。

案の定、トーナメント出場者の中で胸糞悪さを感じた人物がいたようで、ガイアは真っ先に攻撃されます。しかし、ガイアは本体でなかったためダメージを与えられなかったどころか、祖国の国民の一人が命を失うというペナルティを受ける事に。
自らを安全圏に置いて、本来なら関係のない他者同士に殺し合いをさせるとか、典型的な汚い思惑ですね。

一方で、第一回戦で戦う少年たちは互いに「勝つのは俺だけど、殺したいわけではない」と意思表示をしています。
日本の少年は「世界を見たい」という人類が滅亡しては叶わない要求を告げて、イギリスの少年も見たいものがあるという事を示唆します。

あと、どうでもいい要素かもしれませんが、二人とも美少年です。性格もイケメンです。それだけで簡単には死なないと示唆されたものだという説がああるとかないとか。

欲しいものために死闘となりますが、二人とも戦闘で命を落とす事は無かったようです。

追記:ところが……。※直に読んだわけではありません

片方は死んじゃうようです。それも、ひっどい死に方をするようです。
戦士の吟じも尊厳もなく、死んじゃうというのです。
相変異の能力が覚醒しているため、死亡するのはありえないはずだったのですが……。
出場者がガイアを倒したら話がすぐに終わってしまうからか、AIの恐ろしさを示したかったのか、どんでん返しの伏線なのか。

死んじゃったキャラクターはどうなるのか。
個人的にはいくつか可能性を考えました。

1:そのまま退場
ストーリーを進行するうえで邪魔だったのに、戦闘中に殺す事ができなかったため、別の機会を無理やり設けたのならこれですね。

2:実はひっそりと生きている、あるいは後で生き残った方と合流する
個人的にはこれが一番ですが、期待薄かな……。これができるのなら、死闘を演じる前にこうしているような気がします。

3:同じ能力を持った意思のないクローンにされ、後で生き残った方と再び戦わされる
技術的には可能なのでしょうけど、やる理由が無いですね。今まで戦ってきた強敵が一斉に襲い掛かってくるのは華やかな演出ですが、既に倒しているという実績があるので効果は薄いかなと。

4:ガイアの研究材料にされる
胸糞悪いのですが、これが一番ありうると思います。ガイアにとって相変異に目覚めた人類たちは興味深い研究対象だったと同時に、簡単には支配できない目の上のたん瘤だった可能性が高いと思います。本人の思考や意思を保てないレベルに分解されて、なんらかの実験材料か、ガイアのパワーアップの餌にされるかも。

ろくに読んでいないのに好き勝手な考察をしました。
当たっても外れても、本気で個人的な思考の範囲なので、気にしないでほしいです!
作者のうるまなつこ様、ファンの皆様にはお詫び申し上げます!!

#マンガ感想文

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