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ミチル企画のテーマ『気まぐれな○○』の魅力

前振り:ミチル企画とは

 こんばんは、今晩葉ミチルです。
 現在は執筆と並行してミチル企画の主催をしております。
 ミチル企画とは、匿名で行われる競作企画です。
 作品を投稿すれば、日頃のネームバリューやランキングに寄らない感想を書かれます。

 2023年-2024年冬企画のテーマは『気まぐれな〇〇』です。
 文字数制限は800文字~120,000文字と幅広いので、得意な文字数で参加するのも良いと思います♪

詳細はこちらです!

テーマ『気まぐれな○○』の魅力

 さて、今年度の冬企画のテーマは『気まぐれな〇〇』としましたが、ピンと来ない方は多いと思います。
 そもそも気まぐれとはどんなものなのか。
 goo辞書によると、以下の通りです。

:気が変わりやすいこと。その時々の思いつきや気分で行動すること。また、そのさま。「―な性格」「―に習い事を始める」
:物事の変わりやすいこと。また、そのさま。「―な秋の空」

goo辞書

 意味は二通りありますが、”変わりやすいこと”が共通していますね。
 気まぐれな空なら変わりやすい天気を扱った物語を、気まぐれなチャーシュー麺なら日替わり定食を食べる物語が書けるかもしれません。
 『気まぐれな○○』のうち『○○』に何を入れるのかによって、物語の雰囲気も流れも変わりそうですね。
 気まぐれだと捉えると意外性のある作品にするか、ストレートに解釈して物語の完成度で勝負をするか。
 文字数の制限もかなり緩いです。
 作品の幅が広がると思います!

余談:文字数についてあれこれ

 ここからは余談です。
 主催の見識によるものですが、作品の文字数によってメリット・デメリットがあると思うのですよね。
 参考になると嬉しいのですが、真に受ける必要はありません。
 あくまで「主催はこう考えるのだな~」と見守っていただけると幸いです。

☆掌編:800文字~10,000文字
〇メリット:読まれやすいため感想数が多くなる可能性が高いかも。企画終了後にカクヨムweb小説短編賞にそのまま応募できるのも魅力的。
▲デメリット:書き込み不足があれば「なぜ上限まで書かなかったのかな?」と指摘されやすく、平均点を高く保つのが大変。ワンアイディア勝負だった場合に、オチを先読みされたり、合わない読者からの点数が辛くなりがち。

☆短編:10,001文字~40,000文字
〇メリット:掌編よりも起承転結を書き込みやすい。長編以上の文字数に比べて推敲しやすく、比較的完成度を高めやすい。
▲デメリット:他のコンテストに流用しづらい印象がある。少なくとも私は、10,001文字~40,000文字の作品を求めるコンテストを知らないですす。

☆長編:40,001文字~80,000文字
〇メリット:ガッツリ書ける。50,000文字以上であれば、中短編のコンテストに応募できる可能性が高まる。(メリットに入れていいか不明であるが)主催が必ず読んで、一作品以上はミチル企画賞に選定される。
▲デメリット:書くのに時間が掛かり、推敲の手間が増える。推敲中に文字数が激増した時には「もうこのまま公募に行こうか?」など参加意欲が減衰しやすいかも。

☆超長編:80,001文字~120,000文字
〇メリット:かなりガッツリ書ける。他の長編コンテストにそのまま応募しやすく、ミチル企画で集まった感想でブラッシュアップすれば選考通過をする可能性が高まる。(メリットに入れていいか不明であるが)主催が必ず読んで、一作品以上はミチル企画賞に選定される。
▲デメリット:掌編、短編、長編の作品に比べて読まれづらく、感想数が厳しくなる可能性がある。推敲の手間も半端なく、完成させるだけで精魂使い果たす可能性がある。

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