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ランジャタイ

M1最下位でも売れる。まずもって、笑いに順位をつけること自体ナンセンス。そんなこと、承知の上でやってるM1グランプリ。だからなおさら審査員は苦労する。なりたくないのは、無理もない。ならなんでやってるんだ!?ちゅうことになる。それはとりもなおさず、世間の認識の中にお笑いというものを定着させその仕事のステータスを高めるために他ならない。そうすることによって新しい才能が次々に芽生えるからだ。

と、こんな事言っとりますけど。現に、大阪では昔子供が悪さすると、「吉本に入れるぞ!」と𠮟ったそうである。それが今や、こんな感じです。そんな中でランジャタイが売れてるという事はお笑いの客の層が厚くなってることの証だと思った。
そういう意味においてもああいう賞レースは必要なのだろう。

そんなことを思ってアンタウォッチマン!観てました。
順位をつけるとなぜ盛り上がるんだろう?オリンピックもそうだ。勝った負けたがはっきりするのが、判りやすいのがいいんだろう。競争がスキで勝つことに喜びを感じる。頑張った結果が欲しい。優勝おめでとう!優越感。これを味わうのだ。勝者しか味わえないこの味を誰もが味わえるわけがない。だからこそ挑戦するのだ。こういう思考が、前向きに生きる事に繋がる教の信者が増えれば増えるほどにその業態は安泰なんでしょう。

競わせたもん勝ちですね。

rat race


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