息子の転校のその後…
今年の春、
主人の転勤に伴い引っ越しをした我が家。
初の「転校」を経験した息子のその後の話です…
↓以前の記事
我が家はこの春に引っ越しをしました。
息子も娘も転校、転園をしたのですが
心配は、息子の方。6年間慣れ親しんだ場所を離れ
いきなり見知らぬところに放り込まれた息子が新しい学校でうまくやっていけるか心配で、心配でたまらなかった。
転校して早々に授業参観があったのですが
2週間しか経ってないから馴染めてないのは当たり前なのに
教室でポツンとする息子の姿に心臓がギューっとなってしまった私。
勝手に心配して早く友達ができないかと焦っていた私。(詳しくは↑前回の記事)
さてさて、本日は2回目の授業参観の日。
参観日多くないか?と思いつつも
様子を見たいので2ヶ月ぶりの息子のクラスへ。
そこで見たのは
4月に見た息子の姿とは別人だった!!!
そう、慣れていた。
もう転校生じゃなかった。
息子の友達作りのスタイルとして
別に誰かとべったり仲良くするわけではなく
さらっとしているのが変わりないのだが
明らかに顔つきが違う。
「慣れた」んだ。
4月に見た様子だと
どこか居心地が悪そうで
うつむき加減。
明らかに転校生だったのだ。
でも今の息子は違う。
もうクラスの一員として
馴染んでいた。
先生から問われれば積極的に手をあげ
発表する。
手持ちの定規でリズムを取りながら
先生の話を聞いている。
親の私からして、あれは完全にいつもの息子だ。
慣れたんだ。
彼は自分の力でこのクラスに溶け込んでいったのだ。
すみません、
母、泣いてもいいですか。
4月の終わり頃に
もっと友達作りに積極的になれと喝を入れた私を
本当に責めたい気分だ。
なんてことを言ったんだ。
私の勝手な心配と焦りは完全に無駄で迷惑なものだった。
息子は自分のペースで自力でクラスの一員として
生きているではないか!!
少し前から特定のお友達の子の名前を
彼の口から聞くようになった。
きっと少しずつ仲良くなっているのかなと
察した。
だから4月に友達作りをもっと積極的に!と
余計なアドバイスをしたことを
息子に謝った。
「ごめんね。転校して慣れないのにあんなこと言って。
焦らせちゃったよね。」
すると息子は
「ううん、大丈夫だよ。あの時言ってくれて、あの日作ってくれた
ママの唐揚げのおかげでお友達に話しかけるパワーが出たよ。」って。
うーーーーーごめーーーーん!!
あれは冷凍の唐揚げなのー~~~ーーーーーー!!!!!
優しい息子の言葉に救われた。
もう余計なことは言っちゃいけない。
彼はもう転校生じゃない。クラスの一員なんだ。
親の心配と焦りほど無駄なものはない。
時にせっかちな私の心配ほどうざいものはない。
あの唐揚げが手作りではなく、冷凍であることは
もう少し内緒にしておこう。
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