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HSP/繊細さんのワタシが元気に過ごすためにしていること

こんにちは。こんくろです。

今回の記事は
HSPのワタシが健康管理のために気を付けていることをご紹介しています。

・なぜ、すぐに体調を崩してしまうのか知りたい。
・調子の良い日を増やすには、どうしたらいいか知りたい。
・元気に毎日を過ごしたい。
という方へ。

ちょっとしたことで、すぐに疲れてしまうワタシ。

日々いろいろな健康情報を集めているなかで、自分なりに「自律神経」が大きく関わっているんじゃないだろうかと思うようになりました。

ワタシの健康維持で大切にしているのは
「取り入れるものは、より自然なものであること」
「簡単で続けられるもの」。

最近は「これだ!」と思ったものを実践して、ゆるやかにですが元気な日が増えてきています。

一見地味な内容ですが、ワタシが実践している内容をシェアしていきますね。


たくさんの本を読んで、行きついたのは「自律神経の乱れ」

今回の内容は、こちらの安保徹先生の書籍を参考に書いています。

特に病気でもないのに、
なぜ「疲れやすい・なんとなく胃腸の調子がよくない・元気が出ない」などの症状がよく起きるのか。

長年の疑問でしたし、これは体質だから仕方ないとも思っていました。

ある時、安保徹先生の著書に出会ってこの答えにかなり近づいたと思っています。

もちろん、ちょっとした不調でも長引く場合や不安に感じる場合は、
自己判断せずに専門の病院への受診をしてください。

自律神経とは?


「自律神経」は全身に張りめぐらされている神経です。
心臓・血管などの循環器系、胃腸の消化器系、排せつの泌尿器系、生殖器系、また免疫系にも関わっています。

「自律神経」には交換神経と副交感神経があり、それぞれの働きは正反対です。

交感神経
体を活動に適した状態に調整します。
例)心拍数を上げる。胃の消化活動で使う血液を減らして、筋肉に送る血液量を増やす。など

副交感神経
体を休息させる状態に調整します。いわゆるリラックス状態です。
例)心臓の動きをゆるやかにする。消化活動を活発にする。など

自律神経のはたらきは?

自律神経は、体の細胞の活動のまとめ役をしています。
※細かく説明すると自律神経のみでなく、ホルモン系との協力体制で体内調整をおこなっています。

自律神経が体内の調整してくれているおかげで、意識しなくても心臓が休むことなく動いて、食べたものを消化してくれるのです。

また環境や活動の状況に応じて、体が対応できるように調整してくれています。

例)暑い時に汗を出す→体温を下げる。
  寒い時に鳥肌が立つ→体温が下がるのを防ぐ。

  運動しているとき→心拍数が上がる。
  休息しているとき→心拍数がゆるやかになる。など

HSP/繊細さんの疲れやすさは「揺り戻し」が原因かも?

交感神経と副交感神経は、シーソーのような関係にあります。

このシーソーの動きが、1日のリズムの中、1年の季節に中で、自然のままにリズミカルに変化していれば問題ありません。

どちらかに大きく傾いたときは、このシーソーの動きは大きくなって「揺り戻し」が大きくなります。

たとえば、一時的にストレスがかかった翌日に下痢をする…などです。

これはストレスによって、シーソーが交感神経に大きく傾いたあとに、副交感神経に大きく傾いたとき現象です。

HSP/繊細さんの疲れやすさは「揺り戻し」が原因かも?
強い光、大きい音、他人の顔色のちょっとした変化にも敏感なHSPさん。

ストレスになる原因が多いのは間違いありません。

人に会って気が張ったあとに、ドッとくるダルさ・疲れは
この「揺り戻し」なのではないかと思っています。

しかし、この「揺り戻し」は体の反応としては、体内のバランスを保とうとする自然な反応です。

一番危険なのは、自律神経がどちらかが一方にずっと傾いたままになってしまうことです。

こうなると揺り戻しが起きなくなり、肩こりや腰痛、不眠などの症状が出てきます。

ストレスを感じたら、意識してリラックスできる時間をとって
シーソーの動きをつくることが、自律神経の自然なリズムを取り戻す方法です。

また、のんびりしすぎた(副交感神経にかたよった状態)ときは、
体を動かす(交感神経に揺り戻す)とリズムを取り戻せます。

自律神経を整えて、ストレスを軽くする

外からの刺激を敏感に受け取るHSPさんは、自律神経のシーソーが大きく動きがちです。

また、シーソーがかたむいたままになってしまうと、よりかたむきが大きくなるので、刺激から受けるダメージも大きくなります。

「揺り戻し」の反動も大きくなり、自律神経のリズムが整うまでの間、体も心の状態も辛くなります。

普段から自律神経のリズムを意識した生活をすることによって
体調も良くなり、メンタルも安定しやすくなる。
そして、刺激を受けた時のストレスの感じ方が軽くなる嬉しい循環が起こります。

なので、日ごろから自律神経のリズムを整えておくことが大切になるんです。

自律神経整う→体調がよくなる→精神的に余裕ができる→ストレスの感じ方が軽くなる

次に自律神経のリズムを整えるためにしている、ワタシの実践内容をご紹介します。

1)昼間は活動的に、夜はリラックスして生活する。


自律神経には1日の中でリズムがあります。
太陽の昇り下りに沿っているのですが、交感神経は朝~昼間に、副交感神経は夕方~夜にかけて優位になります。

このリズムに合わせて生活します。

【ワタシの実践内容】
・休みの日も平日と同じ時間に起きる
・午前中に運動をする
・お昼寝は15時までに終わらせる
・お風呂上りにゆっくりストレッチする
2)よく噛んで食べる
よく嚙んで食べることで、胃腸が活発に動きます。

胃腸がうごいている間は副交感神経にシーソーが傾いています。

なので、しっかり消化をおこなっている間はリラックスした状態になります。

逆に早食いをすると、交感神経を緊張させて消化吸収が悪くなります。

また、食物繊維がたっぷり含まれている食事であれば、
消化時間も長くなるので、副交感神経が長くはたらくことになります。

さらに食物繊維が腸内環境を良くしてくれるので、便秘解消・ダイエット効果などの副産物も嬉しいですね!

2)心地よさを基準にする。だけど甘やかしすぎない。

最近は本やネットで健康情報があふれかえっていますよね。

参考になるけれど、たくさん情報がありすぎて何を実践したらいいか悩みます。

そこで基準にするのが「自分が心地よく感じるかどうか」です。

・体がポカポカ感じる
・食事がおいしい
・朝の目覚めがスッキリしている
・排便後に爽快感がある
など、日常を気持ちよく過ごせる感覚を大切にしていきます。

調子のいい日の感覚をよく感じて、日ごろの指標にしてみてもいいと思います。

【ワタシの実践内容】
・入浴して体を温める
・和食中心にする
・アイスを食べる頻度は週に2回ほどにする(大好きなんです、アイス)
・水をたくさん飲む(1.5リットルを目安に)
・1日20分くらいYouTubeにある自宅トレーニングをする

お菓子をダラダラ食いする、昼過ぎまでゴロゴロするなどの「楽」ばかりを選んでいると
シーソーの傾き副交感神経のほうにかたよってしまいます。

たまの楽しみにしておいて、体が心地よく感じる生活を心がけたいですね。

まとめ


体調の波を自律神経のシーソーの動きからみると、自分でもケアがしやすくなります。

体調が悪い、気持ちが落ち込むときに
体のこわばりや、気持ちのリラックス度合、食事がおいしく感じるかなど
自分の状態に目を向けてみましょう。

今の自分が交感神経(緊張状態)にかたよっているか、
副交感神経(リラックス)にかたよっているか意識しながら生活すると
体調も大きく崩れにくくなると思います。

ぜひ試してみてください!

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