HSP/繊細さんが自分に合った仕事を見つける方法

HSPの私に合った仕事の探し方が知りたい
自分にはどんな仕事が向いているのか知りたい
なかなか仕事を続けられない…。また同じことを繰り返すのはイヤだな

と思っている方に、
職場の人間関係の不協和音や、貢献することばかり考えて身体をボロボロにした経験がある私が、数年ぶりに社会復帰をするにあたって実践したことをお伝えします。

目次


・まずは自分を細かく分析しましょう
・適職が大事なんじゃない、適切な環境が大事なんだ!
・絶対無理をしない!続けたいからこそ、仕事選びに妥協しない

■まずは自分を細かく分析しましょう

私がこの考え方に

『ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本』
みさき じゅり著

で出会いました。

それまでの私は
「自分の好きな分野は〇〇だから」
「〇〇の資格をもっているから」
「〇〇することが私の仕事だと思うから」
手にしている資格や、自分はきっとこういう仕事に就くべきだろうをいう考え方で仕事探しをしていました。

しかし、先ほどご紹介した本を読んで目からウロコ!

HSPさんが仕事探しに最初にするべきことは、自分の分析だったのです。


自分が仕事をする上で大切なことを、以下の項目に沿ってひたすら書き出していきます。

環境・・・疲れずに能力の発揮できる環境は?

適性・・・仕事への興味、取り組む姿勢は?

人間関係・・・自分にとって好ましい人間関係は?

ペース・・・仕事の流れ、1日のリズムは?

仕事を覚えたあとの自分の姿はどうありたいか


(例:私の場合)

・環境・・・時間に追われない、1人で集中できる、お客さんや上司の目の前で作業しない

・適性・・・黙々と作業できる、新しいことをやってみたい

・人間関係・・・あまりプライベートな話をしなくてもいい、威圧的な人がいない、みんなが同じようにがんばっている、お互い様の精神で気づかい会える

・ペース・・・ひと通りの作業を覚えたら1人で作業させてくれる、今までの朝のルーティーンを崩したくない、日中に1人になれる時間がある

・仕事を覚えたあとの自分の姿はどうありたいか・・・貯金をして鍼灸院を開業する


このように職種から仕事を探すのではなく、自分の求めるものから、それらに合った仕事を探します。


■適職が大切なんじゃない、適切な環境が必要なんだ


「HSP 適職」と検索すると、たくさんの職業がヒットしますよね。
確かに共感力が高いと人に寄り添う仕事が向いていると言われますが、そもそもの環境が自分に合っていないと持っている実力も出せなくなります。


HSPの適職として鍼灸師が挙げられます。
私が鍼灸師として会社勤めしていたときは、鍼灸師という仕事が辛くて辞めたわけではなく、職場の人間関係に不協和音を感じ、それに耐えきれなくなり退職しました。


また自分の分析をしていなかったので、自分がこなせる仕事量についてもあいまいなまま就職しました。
欠員のため一緒に働くスタッフの負担が減れば…と勤務時間を当初の倍にして働きましたが、結局体もメンタルもボロボロになって退職することになった経験があります。


自分の体や心を犠牲にして働くことを未然に防ぐためにも、自己分析をぜひやってみてください!


■絶対無理しない!続けたいからこそ、仕事選びに妥協しない


私は1年ほど前にHSPというものを知って、自分がHSP気質なんだと分かりました。
そのときに「こんだけ繊細じゃ仕事続けられなくても仕方ないよね!」と妙に納得しました。
いい意味での開き直りです。

非HSPさんからすると、先ほどあげた例についても「いろいろ注文が多いなー」と言われそうですが、自分に合った仕事探し=自分の気質に合った仕事探しだと思っています。

体と心の健康が損なわれたら、働くこともできなくなります。そうなるとさらに自己嫌悪→自己否定の負のループに陥ります。これは私の経験からのお話しです。


だからこそ新しいスタートである仕事選びの際は時間をかけて自己分析をし、自分の能力を発揮できる職場を探していただきたいです。

これからもHSPの私が本から学んだこと、経験したことについて発信していきます!
ここまで読んでくださってありがとうございました!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?