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【2021年下半期】もっとも内定がでた中途採用媒体ランキングBEST5_エンジニア採用編

こんにちは、株式会社ビーグローバル代表のコンです。

いよいよクリスマス🎅

今回はTetsuya Itoさんが企画しているエンジニア採用アドベントカレンダー2021に参加させていただきました。

弊社では、まるごと人事というベンチャー企業向けのRPO(採用代行)サービスを運営しており、これまで累計180社以上の採用のご支援をしてきました。現在も常時70社ほどの採用活動の代行をしていますが、お客様のほとんどがITベンチャーのため、代行業務の約50%をエンジニア採用が占めています

そこで、様々な企業の採用活動を見ている僕らだからこそお役に立てる情報として、2021年下半期に、エンジニア採用でもっとも内定がでた中途採用媒体ランキング BEST5をお届けしたいと思います!

エンジニア採用アドベントカレンダー2021


もっとも内定がでた中途採用媒体ランキング

同率5位 Offers(7.3%)

▼媒体の特徴やおすすめの活用方法
副業・複業のマッチングプラットフォームですが、中途採用(業務委託でお試し入社→正社員採用)にも活用できます。転職意欲はあまりなくても、案件次第でスキルの高いエンジニアに出会えるため狙い目です。
ソーシャル情報などのオープンデータから採用候補者の抽出が可能だったり、SNS上の友達の友達までつながりが見られるため、より確率の高いスカウト送信が実現できます。

同率5位 forkwell jobs (7.3%)

▼媒体の特徴やおすすめの活用方法
登録者数40,000人、転職意欲・スキル共に高いエンジニアに特化したスカウトサービスです。
週のスカウト上限が25通というちょうど良い設定のため、「なんとなく上限に向けて頑張ってしまう・・・」という運用メンバーの声も。
運用のTIPSとしては、スカウト返信期限が1ヶ月のため、初回送信から1ヶ月経過している方に再送していくと、より効果が高められるかもしれません。

👑同率3位 Findy (10.9%)

▼媒体の特徴やおすすめの活用方法
AIによるスキル判定で自社に合うエンジニアとのマッチングが可能なサービス。登録者数50,000人。
「いいね」機能を使ってアプローチができるため、カジュアル面談を積極的に実施できる企業に適したサービスです。「いいね」機能で相互にマッチした方だけにスカウトが送付できる仕様のため、運用コスト(工数)も軽減できます。

👑同率3位 Green (10.9%)

▼媒体の特徴やおすすめの活用方法
IT /WEB業界を中心に7,000社が掲載。登録者のうち、エンジニア・デザイナーが60%、25〜35歳の若手が60%を占めています。成功報酬30〜90万円と、採用コストを抑えられることも魅力です。
「気になる」機能でお互いにカジュアルにアクションを取ることができるので、知ってもらうきっかけづくりがしやすいです。
また、エンジニア以外の職種も豊富なため、エンジニアを中心に進めつつ、他の職種も欲しい場合にはとても頼りになる媒体です。

👑2位 ビズリーチ (16.4%)

▼媒体の特徴やおすすめの活用方法
即戦力・ハイクラス人材中心に会員数138万人、利用企業17,000社にのぼっています。
「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」というコンセプト通り、マネージャークラスや高年収層が多く登録されています。媒体の認知度も高いため、特に大手・中堅企業の登録者も多く、採用ターゲットとマッチすればおすすめの媒体です。

👑1位 Wantedly (29.1%)

▼媒体の特徴やおすすめの活用方法
掲載社数37,000社。会社の価値観への共感を通じて、条件や知名度に左右されない採用活動が実現できます。コスト面でも成功報酬がないため、効果的に活用できれば採用コストを抑えられることも魅力です。
会員数が多いので自然応募も見込め、特にメンバー層をターゲットとしたポテンシャル採用にはおすすめです。

上位に王道の求人媒体がランクインしましたね!「Wantedly」「ビズリーチ」「Green」は、それぞれ求職者データベースの特徴が大きく異なるので、自社がほしい人材にマッチする媒体を選ぶことがとても重要です。「Findy」と「Forkwell Jobs」も、エンジニア採用では王道の転職顕在層へのアプローチが有効な求人媒体ですね。こちらの2つの媒体も求職者データベースやアプローチの手法が大きく異なります。

また、今年のエンジニア採用の市況感を映し出すようなかたちで、「Offers」がノミネートしました!社員×転職顕在層での採用が難しい中で、転職潜在層をターゲットにして採用につなげている企業が増えてきています。売り手市場が激化するエンジニア採用市場の中で、「転職潜在層向けにどのようなムーブメントを起こせるか」という動きは、今後も加速していきそうですね。

10位まではこちら


採用媒体の選び方

さて、ランキング形式でご紹介してきましたが、このランキングの媒体を使っても、必ずみなさんの会社のエンジニア採用がうまくいくわけではありません!
以下のような点をふまえて、自社の採用に適した媒体を選定していきましょう。

1)採用ターゲット

エンジニアと一言で言っても、フロントエンド・バックエンド・アプリエンジニア・・・など職種も多岐に渡ります。

また、ターゲットとなる年齢層、好ましい所属企業の属性(言語や開発手法などの開発環境)も企業によって異なります。

職種 × 年齢層 × 所属企業

といった軸で、ターゲットとなる人材のタレントプールが最も豊富な媒体をピックアップするのがまず1つ目です。

ここに大きくズレが出てしまうと、どれだけ時間や費用をかけても、自社にマッチするエンジニアを採用することは難しいでしょう。


2)採用体制と採用活動にかけられる時間

媒体によって、推奨される母集団形成の方法が異なります。

しっかりレジュメを読み込んで1通1通フルカスタマイズでスカウトを送っていくような仕様の媒体や、カジュアルに「いいね」を送ってマッチングしてからスカウトを送付する仕様の媒体、想定条件含めてドラフト形式でオファーをするスタイルの媒体などがあります。

みなさんの会社の採用体制や採用活動にかけられる時間、現場エンジニアの協力体制などもふまえて選定していきましょう。


3)採用予算

初期費用・成功報酬・スカウトコスト、その他広告枠オプションなど、媒体によっても料金形態が異なります。

表面的なコスト比較だけでなく、目標人数を採用するためにどのくらいのコストが発生するのか可能な限り試算しましょう。


2022年もエンジニア採用のトレンド変化はつづく・・・

さて、2021年に内定実績の出た媒体をご紹介してきましたが、ランクインした以外でもLAPRAS SCOUTYOUTRUSTなど、スタートアップ・ベンチャー企業によく活用されている媒体もあります。

特に売り手市場の続くエンジニア採用においては、2022年も媒体トレンドの変化や新たな媒体が登場する傾向は、ますます加速していきそうです。

イニシャルコストが抑えられる媒体であれば、

工数とコストがゆるす限り新規媒体にチャレンジしてみることもおすすめ

です。まだメジャーになる前の媒体であれば採用競合も少ない中で、希少なターゲットと出会える可能性があるからです。また、新しい求人媒体を活用することにより、エンジニアに「アンテナが高い企業」という印象を与えることにもつながります。


ー「自社採用に適している媒体が知りたい」
ー「現在使っている媒体が最適なのか確認したい」
そんなお悩みがあれば、ぜひまるごと人事にご相談ください!


それでは、2021年も残り6日!

2022年はまだまだ採用市況は激化してきそうですが、皆さんの採用活動がより良いものとなりますように・・・

よいお年をお迎えください🎍

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