ザウルス@社労士勉強中

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国税専門官と年収 その②

 こちらの記事の続きです。 局勤務中盤〜終盤  税務3級に昇給したぞヒャッハー!と喜んで迎えたX+7事務年度、調査部の某部署でそれなりに仕事をこなしておりました。残業は平均15時間程度、多い月で50時間程度でしょうか。  そんな感じでX+7年分の所得税の源泉徴収表上の収入金額は650万円くらいでした。また、この頃からふるさと納税の恩恵も大きくなってきたなという実感がありました。泉佐野市に爆寄附していたことを思い出します。ついでにiDeCoと旧つみたてNISAを始めたのもこ

    • 国税専門官と年収 その①

       国税専門官は国家一般職と比べて給料が高いとは聞くけど、ぶっちゃけ何歳で年収いくら貰えるのさ? 令和5年度国家公務員給与等実態調査によれば、税務職員俸給表の平均年齢は42.0歳、平均経験年数20.6年、平均給与月額428,330円とされています。  この統計によれば、普通科・専科・経験者採用、勤務地補正も全て平均化してボーナス4.5ヶ月計算とするならばだいたい700万円くらいということになります。  42歳で700万前後。  統計上はそのくらいの年収となりますが、not

      • FP1級独学合格マニュアル②

         前回のFP1級独学合格マニュアル①の続きの記事です。 基本戦略(基礎編) ライフプラン・リスクを除く科目(金融・タックス・不動産・相続) 1科目2週間で基礎の過去試験5〜6回分を3〜4周程度回します。 金融・タックス・相続 (各科目9問×5〜6回×3〜4周で1科目135問〜216問) 不動産 (8問×5〜6回×3〜4周で120問〜192問) ライフプラン・リスクの場合 おおよそ20日間で基礎の過去試験5〜6回分を3〜4周程度回します。 (15問×5〜6回×3〜4周

        • FP1級独学合格マニュアル①

           2021年初頭、妻が資格試験勉強で毎週土日に図書館で勉強していることに感化されて、私も何か具体的な目標に向けて勉強したいなと思っていました。  ただし、集中力が続かないから勉強期間は半年300時間くらいで何とかしたい。お誂え向きな資格試験は宅検か…?行政書士か?…はたまた…そうだFP1級だ! FP2級ホルダーはどこにでもいるけど、FP1級ってかっこよくね?  恥ずかしくも勉強の動機は小見出しのとおりでした。  世の自称ファイナンシャルプランナー様は人様の家計に文句を付け

        国税専門官と年収 その②

          専科研修修了後、その勢いで簿財とっちゃえば?

           国税専門官1年目の4月〜6月は専門官基礎研修(以下「専基礎」といいます。)という束の間のモラトリアム期間を経ることとなります。  この専基礎をどのようなスタンスで取り組むべきかは希望があれば別の機会に語ることとして、これが修了後、課税系統(個人・資産・徴収・法人)と支店が決まり、7月から3年間は調査・徴収事務等に従事することとなります。  余談ですが、私の時代(専39期〜49期)は1年目に必ず管理運営部門に配属されていたことからすると、1年目から課税系統の事務に従事できるこ

          専科研修修了後、その勢いで簿財とっちゃえば?

          【2024年版】国税職員向け税理士試験10年免除申請手続きについて

           先般、税理士試験の「簿記論」と「財務諸表論」への合格+国税関係事務に従事した年数による税法免除(いわゆる「10年免除」と呼ばれているもの)により税理士試験の免除申請を行い、免除決定通知書を受領しました。  この度、免除決定通知書の受領までの一連の流れを備忘までに記録しようと思い、筆を執った次第です。  職場のPCを用いて免除申請手続を確認するのは気がひけるという現役の職員の方や、簿財の取得はこれからだけど、あらかじめ一連の手続きを知っておきたいという方を想定して書いてみまし

          【2024年版】国税職員向け税理士試験10年免除申請手続きについて