国税専門官と年収 その②

 こちらの記事の続きです。

局勤務中盤〜終盤

 税務3級に昇給したぞヒャッハー!と喜んで迎えたX+7事務年度、調査部の某部署でそれなりに仕事をこなしておりました。残業は平均15時間程度、多い月で50時間程度でしょうか。
 そんな感じでX+7年分の所得税の源泉徴収表上の収入金額は650万円くらいでした。また、この頃からふるさと納税の恩恵も大きくなってきたなという実感がありました。泉佐野市に爆寄附していたことを思い出します。ついでにiDeCoと旧つみたてNISAを始めたのもこの頃でした。

 X+8事務年度も留任と同義の異動を経て、昨事務に引き続き同じような水準の働き方をした結果、年収は670万程度でした。ただしこの頃は浪費家だったこともあり、なかなかお金はたまりませんでした。投資環境は便利になってきたこともあり、楽天VTIなどを旧つみたてNISAとiDeCoで投資をしていました。

 X+9事務年度も留任に近い形で調査部に居たので、だんだんと本店と調査部の雰囲気にも慣れた頃だったかと思います。仕事もあまり超勤することもなく、年平均10時間程度だったと記憶しているなか、年収はギリギリ700万円に届かなかったことだけは鮮明に覚えています。コメや主務課には900万もらっていると言っていた同期がいて、マジパネ〜と思ってました。調査部に居ては年収は期待できません。

気づいたら霞が関で働いていた

 X+10事務年度は気づいたら霞が関にいました。税務職の部署だったので、本省手当+超勤で給料は少し増えました。ここらへんから仔細に記載すると身バレが怖くなってきて今更ながら急に筆が止まり始めるザウルスです。
 X+10年の年収は720万円くらいだったでしょうか。この年は一番記憶に無くてあまり書くことが無くて恐縮です。

 X+11年の4月に税務4級に昇給してX+11事務年度を迎えます。この頃から同期でも税理士になられる方がチラホラいらっしゃったような気がします。
 管運時代の勤務が免除年数の×2/3補正であれば10年6ヶ月くらい勤めていればちょうど10年免除になるのでしょうか。あまり精緻に計算していないのでよくわかりませんが、11年丸々働かなくてもいけそうな気がします。
 また、X+11年に結婚したこともあり、家計管理をし始めるようになりました。なので、この年の年収は1円単位まで言えますが、身バレがアレなので丸めます。年収810万円でした。

 X+12事務年度は霞に留任で、コロナ禍等から在宅も多くあり、X+12年の年収は805万円でした。この頃独学で税理士試験の財務諸表論の勉強を半年くらいやって、一発合格することができました。

 X+13事務年度も霞に留任、次で簿記論とれたら税理士の道ワンチャンあるで〜と思いつつも業務が大変で勉強はあまりできませんでした。簿記論を独学で8ヶ月程度勉強しましたが、落ちました。
 X+13年の年収は870万円でした。
 この頃、自分は何をどうしたくて今後生きていきたいのか等を考えるようになりました。その結果、少なくともこの場に留まるのは筋が良くないかなと思い始め、異動を希望しました。

 っというわけでX+13事務年度末から現在に至るまでの経過はまた次回!

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