【婚活回想記】マッチングアプリに登録するも自己紹介に苦悩

さてさて、ここからが本編ですよ皆さん。
私の地獄の婚活体験記がいよいよ始まります。楽しみですね。

今までのあらすじを三行でおさらいしますと、

５年間、彼が望んだプラトニックな恋愛を
ピュアなハートで突き通したにも関わらず、
突如別の女と出来婚されたという衝撃の結末で幕引き。
（興味があれば他の回読んでね）

クズ男の呪縛から、強制退場となりました。
そう思えたらさ。
結果的に悪くなさそうではある悲惨な結末やけど。

しかし問題はここから。
その時、私はもう既に30を超えてしまっていた。

マッチングアプリというのは聞いたことがあったけど
当時実際にやっている人の話はきいたことが無かった。

自分で動き出すにしても不安しかない。
まず自分の市場価値がわからない。

男は年収。女は年齢。

マッチングアプリではまず入り口であるこれが
何と言おうと大事なんだよ。
これ、経験者だからちゃんと言うね。

どんなきれいごとを並べても
女には出産のリミットがある。

今からお付き合いして結婚、妊娠、出産と
ライフプランをまともに考えている男からすれば
多少人生経験が乏しくても、若い女の子のほうがいいに決まってる。

で。

マッチングアプリって年齢20代、30代って
最初は出るよね？今はそうなんか知らんけど

もうその時点で負けやん。
入口の看板でもう勝ち目ない。
これはやってしまったと思った。

29歳でも20代って書けたのに…
女既に30代という
需要のがた落ちフレーズを最初に乗っけないといけない。

あと数年早くクズ男との縁が切れていたら…とか
思うと殺意しか芽生えない。
まぁバカだったのは私も同じなので、終わったことは変えられん。
そこは悔しいがグッと我慢。

もう私は年齢より他で何とかするしかない。

では自己紹介には当たり障りのない事を書こう。
ネガティブなことは一切書かない。
明るくて楽しそうな子だなと思えるような。
実際今私、頭の中にはネガティブしかないけど。

そしたら結構やり取りしてくれる人が出てくるもんで。
まぁそりゃ聞きますわな。

彼氏いないの？どれくらいいないの？

最初に書いた三行のあらすじまとめはさすがに
言えないよな。

しかも実際付き合ってたわけでもないからな。
付き合うっていうことは価値が無いんだよとか
洗脳されてたからな。
でも実際何だったんだ私のあの５年間。

…とか思うとさらに殺意しか芽生えない。

彼氏が浮気したから～とか
遠距離になって別れちゃった～とか
適当な嘘をついて、理由ははぐらかした。

それが毎回つづく。
出会う全員に私の状況を説明しないといけない。

私にはそれがかなり大きなダメージになっていた。
説明するたびに、はぐらかすたびに
私の愚かで情けない過去がほじくり返される気がして
心をすり減らす原因にもなっていった。