異性との出会い方101

結婚相手を探したいとなった時に、まずは異性と出会わなければ始まらない(注1)。そこで本稿では代表的な異性との出会い方・その良し悪しをまとめてみた。筆者は出会い方に貴賎はないと考えているが、アラサー非モテ男子に有利な出会いの場とそうでない場があると思う。

友人からの紹介

婚活していることをある程度公にすると、同様に婚活している異性を紹介してくれる友人が現れる。多くの人々は外野から茶化したりヤジってくるだけなので、こうした友人は非常にありがたい。この方略のメリットは、相手の身元がそれなりに信頼できる、ほぼ確実に1回は会える点である。一方でデメリットは、容姿等があなたの好みではないかもしれない、婚活へのモチベーションが人によりまちまちである点である。後者は意外な気もするが、要は仲介者が「この友人にはぜひ結婚してもらいたい」と強く願っている一方で、当の本人は積極的に婚活する気がないケースである。

マッチングアプリ

筆者はParisという業界最大手のアプリを利用していた。業者や勧誘等がいない訳ではないのだが、注意深く相手を観察すればある程度は除外できる。最大のメリットは出逢いに利害がないことだろう。またPairsにはコミュニティ機能があり、特定の属性を持った異性を選択的に検索できる。デメリットは、恋活・婚活目的の異性が混ざっている、マッチしたからと言って必ずしも会えるわけではない点、マッチ→会うまでに時間がかかる点である。個人的には、アラサー非モテ男子はマッチングアプリで女修行をするべきだと思う。交際に発展しなかったとしても、女性経験を積み重ねて色々学ぶことができる。

ちなみにPairsにおける私的マッチングのコツを以下に紹介したい。以下の条件に1つ当てはまれば要注意、2つ以上当てはまったら基本的には避けるべきだと考えている。

  • 顔写真 and/or 全身の写真をアップしていない

  • 顔写真の顎や口元を隠している(→大体顎が出てる)

  • 明らかに顔写真を加工している(→大体ブス)

  • 自己紹介文を書いていない or 内容が怪しい(→業者や勧誘の可能性大)

  • 体型を選択していない(→大体ぽっちゃり)

マッチしたら1週間ぐらいテキストのやり取りをして、不自然じゃなければアポと取ってみよう。アポは最初から2人で会うこと。アプリで出会っておきながら複数vs複数で会うことを提案されたとしたら、不審に思うべき。

結婚相談所

もしあなたにそれなりの所得があって、確実に結婚したい場合には1番オススメかもしれない。メリットは色々あるが、真剣に結婚したい人しかいない(=既婚者やヤリモクは入会できない)、カウンセラーのアドバイスが得られる点がある。デメリットとしては、コストが高い(=男性の低所得者には辛い)、婚前性交渉ができない等のルールがある、カウンセラーによるサポートの手厚さは相談所によってまちまち等がある。

個人的にはアプリよりもオススメなのだが、高収入男性であっても出費がかさむと複雑な気持ちになる。例えば結婚相談所を介すると、マッチ後初のお見合いはホテルのラウンジで1時間ぐらい懇談することになる。男女両方のお茶の会計を男性が負担するのがルールなので、約3000円/回の支出になる。1日に3件お見合いを組めば、お茶だけで約1万円の支出になる。これで誰とも仮交際に進展しなかったら、さすがに悲しい気持ちになる。なので結婚相談所では、あまりダラダラと活動を長引かせるのは得策ではない。

街コン、婚活パーティー

実は筆者は参加したことがない。筆者は社交性に乏しいので、不特定多数の男女間での会話では孤立してしまうことが簡単に予想できたので…。アラサー非モテ男子には不向きな戦場であり、ここで闘うのは賢い戦略だとは言えないかもしれない。

合コン

勘違いしている人が多い気がするのだが、合コンは出会いの場にはなっても、婚活の場にはならないと思う。そもそも合コンは飲んで盛り上がることが最優先である。参加者に結婚の意思があるのか、そもそも独身者かどうかすら危ういこともある。もし婚活するために合コンを開こうとしている人がいたら、その人は目的と手段がリンクしていない。


注1:本稿では異性愛(特に男性視点の)を中心に取り上げています。

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