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ハムスターが1時間後にチワワになった話。

Konitaroです。

僕は"今は"犬が好きです。

なぜ"今は"と付けているかというと、長い間ずっと苦手だったのです。
そう、あれは小学生高学年の頃、ちょっと遠いところの友達の家に遊びに行った帰り、日も暮れかけてきて暗くなり始めたころ、自転車で家路を急いでいると…。
ふと犬の鳴き声が聞こえてきました。
まさか自分のそばにいるとは思わずにそのまま自転車を漕いでいると、その鳴き声は段々近付いてきます。
ん?と思ってふと足元を見ると真っ黒い犬がもうすぐ足元に迫ってきて足を噛もうと口を開けていました。

「わあぁーーーっ!」

思わず声をあげてしまい、無心で自転車を漕いでその犬を引き離したのですが、それがきっかけでずっと犬が苦手だったのです。

その後は、妻の実家で犬を飼っていたこと、"わんわん王国(今は閉園しています)"というところで大小様々な犬に触れ合っているうちにすっかり犬好きになりました。

結婚した当初、犬を飼おうか迷ったのですが、世話のこともあっていきなり飼うのはどうだろう、と思っていました。
でもペットを飼いたい想いが強くなった僕は、「そうだ、ハムスターを飼おう。」という結論になり、二人でペットショップへ向かいました。

そしてハムスターを見て、何が必要だろうと色々と見て回っていましたが、どうしても飼う、という選択に至りません。

「とりあえずちょっと犬のところも行ってみようよ。」

そう言って別建屋にある犬のところに行きました。
すると可愛い子犬達がキラキラとした眼差しでこちらを見ています…。
時間も忘れて子犬達と戯れました。
まだその時には、その中に運命の子がいることに最初は気付きませんでした…。

子犬たちと戯れていると、妻が僕を呼びました。
その腕には小柄な可愛い子犬が…。

妻の目にはその子を迎え入れたい、という強い意志が見えました。
僕もその子に何か運命を感じ…たような気がします(笑)

そう、その運命の子はハムスターではなく、チワワでした。
その後、その子は無事Konitaro家の家族となりました。
その後も色々とやらかしてくれますが、大病もせず元気に過ごしています。

小さい頃、これ以上そう大きくならないと思って小さいゲージにしていたら、気が付いたらゲージにみっちりになっていて、慌てて大きいのを購入したということがあり、一般的なチワワよりも結構大きいのでもしかして肥満なのかと思い、獣医の先生に確認したところ、先祖返りでした。

そんな彼も今では今年15歳になります。
いつまでも元気でいて欲しいものです。

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