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ダンスを始める勇気とINI

 皆さんこんにちは。紺色です。今回はいわゆる「沼落ちnote」というものを書いてみようと思います。今までハマってきたもの(刀剣乱舞、サッカー観戦……etc)はnoteを始める前に沼落ちしていたので、思い出せないことも多いのですが、今回はせっかくなので言葉にしてみようと考えました。長文かもしれませんが、暇つぶし程度に見てください。


ダンスってちょっと怖かった

陽キャがやるものでしょ?という思い込み

 見出しの通り、私は踊ることに対して少し恐怖がありました。小さい時からエレクトーンという楽器を演奏していたので、音程はとれるしリズム感もまあまああります。なので、小学校低学年くらいまでは運動会のダンスとか結構好きでした。
 ですが、小学校6年生のとき。グループでダンスを作って披露しようという取り組みが体育の授業でありました。この取り組みで他の人たちに披露したダンスを笑われたことで、私は踊ることがちょっと怖くなりました。家で練習しても「動きが気持ち悪い」と言われ、「踊るのは楽しいけど嫌だ」みたいなよくわからない状態になりました。

 そして、中学生になってもその状態は続きました。(私が中学生くらいのときに体育の授業でダンスが必修になったような気がします)小学校中学年~中学生くらいの私はあまり目立つ方ではなく、どちらかと言うと「真面目キャラ」のような感じでした。おとなしかったので、たまにいじりの対象にもなっていました。いじってくる人はいわゆる「一軍」で、その人たちは「三年生を送る会」で舞台に立ってダンスをしたり、演技をしているような人たち。今考えれば非常に安直ですが、「ダンス」そのものが「私の苦手な人たち」と結びついてしまっていました。

自分を好きになれた高校・大学時代

 中学を卒業した私は受験を経て、高校デビュー……とはいきませんでした。(というか、失敗しました)ここでも私は「真面目キャラ」の印象のまま。しかし、それを理由にいじる人はおらず、いい意味で牧歌的な雰囲気の高校だったのが幸いでした。
 そして、高校でもダンスはありました。体育祭で学年の垣根を超えた縦割りの団みたいなものが作られ、団の応援ダンスとして採点されるという競技。正直あまり気乗りはしませんでした。でも、教えてくれるチアダンス部の人たちは本当に優しく、しかも振り付けが「これ踊れたらカッコイイだろうな」と思えるもの。ゆっくりペースで教えてくれたので、私でもついていくことができました。そして迎えた本番、わかったことは「誰も私なんて見てないじゃん」。団全員で踊っているうえ、所詮一般高校生のダンスです。振りがちょっと違っていようが、テンポが微妙にずれていようが、それが誰かなんてわかりません。見られていないから好きに踊ることができる。これを発見できたのは大きかったです。

 大学受験を終え、無事第一志望に入学した私は大学デビュー……に失敗しました。微妙に垢抜けないままではありましたが、特にそれをコンプレックスに思うこともなく、楽しく過ごすことができたと思います。大学は特にダンスに触れることはありませんでした。ただ、隣のスペースで部活をやっていたのが、ストリートダンス部やチアリーディング部だったので、楽しそうだな~と常に思いながら練習していました。おそらくこの頃にはダンスに対するちょっとした怖さ、みたいなものはほとんど感じていなかったと思います。

ダンスへの憧れと沼落ちへの一歩

刀ミュとダンス

 過去の記事にも書いた通り、私はミュージカル刀剣乱舞(刀ミュ)を見るようになりました。その中で、2部のライブパート、男士たちが歌って踊る姿を見て、そこから元気をもらうと同時に「あんな風に踊れたらカッコイイよな」と思うように。「ダンス」と「苦手な人」は完全に切り離され、純粋に憧れの対象として見ることができる私に変わっていました。
 そして、やりたいことリストに書いた通り、年明けから私はYouTubeを見ながらダンスをするようになりました。誰に見せるというわけでもありませんが、ちょっとずつ踊れる曲が増えてきています。

INIを知る

 その中で、高校からの友人が「最近日プ気になっててさ~」と発した何気ない一言をきっかけに、私は沼落ちへの一歩を踏み出しました。日プガールズのLEAP HIGH!のサビを踊るところから始まり、「過去の日プはどんな曲を踊っていたのか?」が気になり始めました。日プ無印でJO1がデビューしていることはかなり前から知っており、無限大とかも一時期結構聞いていました。逆に日プ2はあったこと自体知りませんでした。「なんてグループがデビューしたのか?」が気になり、検索したところ、「INI」というグループが誕生していたことを知り、そこからさらにメンバーを検索。「え?!このグループ中国人の方いるの?!」という驚きが真っ先に来たのを覚えています。
 大学での第二外国語で中国語をとっていたほか、中国人の部活の先輩、日本と中国にルーツがある友人もいる私に、「日本のボーイズグループにいる中国人」はとても興味深い存在でした。それがINIの中でも最推しのフェンファン。YouTubeのおすすめから何気なく見てみたINIフォルダにて、ドハマりしました。

そうだ、MINIになろう

 今まで2次元や2.5次元を推したことはあっても、3次元のアイドルを推したことはなかった私。背中を押してくれるきっかけとなったのはアニメ「刀剣乱舞 廻 虚伝 燃ゆる本能寺」のOPにINIが決まったことでした。
 今まで全く交わりのなかったジャンルどうしでしたが、MINIの方々はX上で刀剣乱舞について知ろうとしてくれていたり、アニメを履修する方もいたり、誰に対しても何に対しても受け入れようとする姿勢が印象的でした。
 そして5月1日、私はINIのファンクラブ会員になり、プラメも取り始めました。ライブに行ったり、オフラインでの対面イベントなどはまだまだ参加する勇気がないので、私は画面の向こう側でゆるゆるとマイペースに推しています。

まとめ

 最後に、私を新しい世界に導いてくれてありがとう。毎週土曜日のINIフォルダの更新を楽しみにし、起きたらフェンファンからのメールか届いていて朝から笑顔になれたり。私の生活の中に楽しみが増えました。
 また推しが増えたということは、私の生きがいが増えたということ。間もなく3周年を迎えるINIですが、途中からでもその旅路を見守っていきたいと思います。

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