奄美大島最古の戦跡 水溜①
No.2 奄美大島の戦跡シリーズ 第一弾
〜旧日本軍の遺跡を巡って 水溜編①〜
コニアールノートのヨッシーです⤴︎
DIG DIG2回目となります今回は、奄美大島の戦跡を解説していきます。
戦跡シリーズ第一弾は奄美大島最古の戦跡を解説します!
奄美最古の軍事施設はレンガ造りだった
トップ画像の建物は奄美大島に現存する最古の戦跡とされてるもので「水溜(みずため)」と呼ばれています。
旧海軍の施設で、艦船に補給する水を溜める事を目的とし明治28年(1895年)に建設されました。
場所は鹿児島県大島郡瀬戸内町の久慈という場所にあります。建物は現在水産業者の施設内にありますので見学は道路横から可能となっています。
さてこの水溜ですが、ごらんの通り「レンガ」でできています。
レンガ造りの建物といえば、東京駅や横浜の赤レンガ倉庫等が有名ですが明治から大正の初期にかけて建てられた建造物はレンガ造りのものが主流でした。
ところが関東大震災等の地震により、レンガ造りの建物が倒壊して耐震性が低いことがわかり次第にコンクリートの建物に代わっていきました。
(※もっとも、関東大震災で倒壊したレンガの建物は構造に問題があり、レンガ自体は強固であったという指摘もある。)
そのことは瀬戸内町に今も残る戦跡群を見ればおわかりになるかと思いますが、このことはまた別の機会にお話ししたいとおもいます。
さて、この「水溜」にはまだまだ知られざる歴史と壮大なるレンガの歴史が隠されていそうです。
今回は奄美最古となる戦跡を深掘り(DIG)したいと思います!
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