旅行記⑩
5:30ごろ自然に目が覚めた。コップ1杯の水と熱いお茶が体に染みる
早速着替えを済ませ部屋を片付けて、ホテルをチェックアウト。
今日の旅も長い。
ホテルの外へ出ると、雨が降ったのか地面が濡れている。ウェザーニュースによれば8時位まで雨のようだ。雨ってのは嫌だねぇ……と某北海道の芸能事務所の社長が水曜日の旅番組でボヤいていたのを思い出す。最もスーパーカブのあちらと違いこっちは電車なので、あまり雨を気にすることは無いのだが。
4日目のハンコを押して貰う。復路1日目スタートだ
復路1日目 第1走者
福工大前 6:25発
普通 小倉行き
猛ダッシュした甲斐あって間に合った。まずは小倉へ向かう。
6時半を過ぎたが、天気と季節のせいか外は真っ暗だ。その中を白い顔の811系は突っ走る。
途中スペースワールドの辺りでようやく明るくなってきた。それでも空は灰色の雲に覆われ、薄暗いままだ。
小倉駅には定刻の7:38に到着。下関行きに乗り換えだ。
第2走者
小倉駅 7:47発
普通 下関行き
小倉駅を出て東小倉駅跡、北九州貨物ターミナル、門司機関区と過ぎていく。貨物列車の重要な拠点であるこれらの駅には、今日もたくさんのコンテナが積み重ねられ、積み下ろしを待つ列車と出番を待つ機関車が止まっていた。
門司駅を出てすぐ車内の照明が消える。九州側の交流電化と本州側の直流電化の境目、デッドセクションを通過するのだ。
このデッドセクションでは電力供給が途絶えるため、車内の照明は一部を除いて消える。
415系のような国鉄型車両の車内照明は、パンタグラフから電力供給を受けるものと、バッテリーから受けるもののにそれぞれ分かれている。
ヘッドライトもそうなっているので、このデッドセクションを通過する時は片方ヘッドライトだけが点灯する、ちょうどウインクのような見た目になる。
下関に到着。ここで415系とはお別れ。
朝起きてから何も食べていなかったのでふく天うどんを頂いた。720円でこのボリューム。大満足だ
ここで家族からひれ酒の注文がきたので4つほど購入。
下関から先の電車は復刻塗装の瀬戸内色の115系だ。
網棚にリュックを載せ転換クロスシートに体を預ける。徳山まで2時間弱……
新山口駅で新幹線からの乗り換えだろうか、多くの乗車があった。
徳山駅で下車。
ここから岡山まで新幹線に乗る
第3走者
徳山駅 11:27発
のぞみ140号 東京行き
徳山を出ると景色はあっという間に後方へ流れていく。
あれだけ長かった山口県と広島県があっという間に終わり、岡山には1時間で着いた。
ここで昼食にする。駅そばのかけうどんを食べた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?