人生の回り道は_本当に必要なのか

人生の回り道は本当に必要なのか

たまにふと人生を振り返って思うこと。
10代、20代の時もっとこんな経験をすればよかったとか、こんなことを勉強すればよかったということ。
IT業界に入るまで回り道を歩いたり、ただ道草食べたり、道端で寝ていたりしていただけだったから、それまでの経験って本当に必要だったんだろうかと。

今でこそIT業界で楽しく働いていて、仕事でもプライベートでもいい経験ができていて充実した毎日が過ごせていて、全力で前に進めていると感じている。

でもここに行きつくまでが長かった。
物心がついてから中学校卒業までは特に目立った経験はない。
勉強も頑張ってないし、勉強以外のことも特に頑張ってない。
強いて言えばお絵描きが好きで描いた絵が褒められたり、吹奏楽部でバリトンサックスを吹くことが生きがいだったことぐらいか。

高校中退してから7年間は家に引きこもっていて何もしていない。
ネットしたり、アニメ観たり、ずっと料理したり、タイピングとかのゲームしたり、イラストソフトで絵を描いていた。

社会に出てからはフリーターとしてパン屋やテーマパークで働いたり、仕事がなかなか決まらないときは単発の仕事でつないだり、生保の営業やってみたけど全然合わなくてすぐ辞めた。
高いお金払ってWEBデザイン学んだりしたけど、あんまり合わなくてやめた。

今はITの中でもプロジェクトマネジメントとか業務改善とかに興味があって、それに必要なことを学んだり、必要な経験を積もうとしている。

よく「人生全部ムダじゃない」なんていうけど、本当にそうかなってたまに思う
とくに、サービス業を転々としていた時期とか今となっては本当にもったいないと感じる。ここから何を得たのだろうか。コミュ力なんて会社員でも身につくし。
回り道をしまくってきた自分と、最初から今の業界に興味を持てていて、その業界に必要な知識を学んで、経験を積んでいる自分、比べたらどうなっていたんだろうなぁ
わたしより若い年齢でマネジメント任されている人すごいと思うし、ちょっとうらやましい。
20代のころから学びに貪欲だったり、やりたいことが明確に決まっていてそれに向けて動いている子は本当にすごいと思う。

「人生イージーモードじゃつまらない」とかそういう安直な言葉で終わらせたくなくて、今までの回り道によって具体的にどんな意味や効果があったのかとか、真っすぐな道を歩く自分と回り道を歩いてきた自分を比べるとどうなのかとか、そういうことを明らかにして過去の自分の生き方も肯定したいと思う

知らないこともできないことも未熟なところも多いけど、なんだかんだ今の自分に満足できているのは、つまずきながらもここまで歩いてくれた過去の自分のおかげだから。

私の最大の武器は何でも人一倍モチベーションや挑戦力、行動力が高くて勉強も仕事も大好きで、エネルギー量が高いこと
自分のすべての能力の源泉はここ。いまだに何でこんなに学ぶことにときめきやワクワクを感じられるのか分からないし当たり前のことじゃないらしいけど、もし人生が順調だったら得られなかった能力なら過去の回り道は絶対に必要だったと胸を張って言えるな。

過去の人生の意味を少しずつ見つけて自分に自信を持とう。

最後まで読んでくださるなんて! うれしい~ありがとうございます! これからも思考まるだしの文章を書いていきます(^o^) コメントあればお気軽にどうぞ~♪