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2022年10月が終わった

10月はなかなかハードモードだった。
嬉しいことや楽しいことももちろんあったけど、それ以上にしんどい時間が長くいまだに抜け出せない日々が続いている。

せめて仕事に支障をきたさないようにと平日にエネルギーを全振りしているからか、週末に電池切れになることが増えた。先週も今週も土日の予定をドタキャンし、なんにもせず基本ベッドにいた。今日39.8kgの体重計表示を見て、さすがにまずい、なんか食べなきゃと思ったけど料理をする気力はなく、インスタント味噌汁とレンチンごはんがやっとだった。散らかったリビングを眺めながら、もっとしっかり生きなくちゃ…と思ったけどなんかずっとだるくて、もしかして、と思って熱を測ると37.5度。あ、シンプルに体調悪いのか、となんとなく安心してもう一度ベッドに戻った。

友人の訃報を受け、10月はひとりでいると電車だろうが家だろうがすぐ泣きそうになっていた。パートナーが出かける日は帰りが遅くなりすぎないようにお願いしたり、深夜バイトの日はそこのカウンターでお茶を飲んで待たせてもらったりした。

経験上、時間が解決していくとはわかっていて、今はこうして家で一人、文章を書いたりできる。でもなんというか、忙しさにかまけてリアルタイムでしっかり悲しみと向き合わなかったからか、思った以上に疲れているし、落ち込みが長引いている。今日配偶者の方と連絡を取り合い、「まだ一歩も前に進めていません」という文字を見て改めて泣いた。それはそうだ。一番近くにいた人の悲しみは計り知れない。時間がかかるに決まってる。迷惑かなと思いつつ、来月会いに行かせてもらうことになった。メッセージのやり取りだけでも素敵な人だと痛いほど伝わり、またぎゅっとなった。

10月上旬、パートナーと暮らすのがしんどくなって、別居について考えてみた。話し合いの末、やっぱり今は一緒にいる選択をしよう、と思った矢先の訃報だったので、月並みだけど一緒にいられるだけでありがたいと捉え直すようになった。

今年あと2ヶ月。仕事に真っすぐな自分は好きだけど、仕事だけが人生ではないので、まずは心身を大事にできますように。ハードルを下げて、自炊じゃなくてもご飯が食べられれば良しとしよう。

おしまい

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