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鍼灸学校での勉強方法:1年生2学期目(2021年7月~9月中旬)

 2学期開始早々に「今回は学習ボリュームに対して時間が絶対足りないぞ」という予感がありました。そのため学習方法をさらに効率化させる必要に迫られました。また前回の教訓「ANKI設問とテスト設問の着眼点の違い」、こちらも対応が必要です。

目標(ゴール)

1.学習方法をさらに最適化する
2.シンプル化してもテストのスコアで実績を出す

 学習方法をシンプル化して、その弊害でスコアが下がっては本末転倒です。最終的なアウトプットはテストのスコアなわけですから、ここは譲れません。

学習環境

 前回同様に昼間は派遣会社でフルタイムの仕事をしていましたが、8月末の契約更新を機に職場を変え、フル在宅勤務となりました。これによって1日1時間弱の時間を確保することができました。先に今学期は勉強時間が足りない懸念について触れましたが、だいぶ挽回できました(この変化がなければ今回は本当にヤバかった)。
 机に向かう学習スタイルがメインでないので、資料はデジタル化しGoogleドライブ経由でiPadで持ち歩く。週末はノートPCも活用して学習します。

前学期からの改善点

1.自作ノートを作らないことにした
2.学校提供のクエスチョンバンクを大いに参考にした

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 今回なによりも大きな変化となったのは「自作ノート」をバッサリ切り捨てたことです。ノートを作成しないということはANKIを学習に用いるYoutuberもドヤ顔でオススメしていたので、僕も真似してみようと思ったのです。

 もちろん内容によっては独自にページを作成して整理する必要がありました。ただし従来の「すべての授業プリントを独自にノートにまとめる」負荷に比べれば相当の時間節約となりました。実際やってみるとわかるんですが、ノート作成って必須じゃないんですよね。これは大きな気づきでした。

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 もうひとつは「ANKIとテストの着眼点のズレ」対策。
 これまでも講師作成によるオンライン問題があったんですが、前学期はほとんど目を通していませんでした。今回はこちらを通じて出題傾向をつかみ、ANKIカードに反映しました。僕の学校は生理学の講師がちょっと変態(ほめてる)で、出題がひねくれているというか、「その角度で聞くの?」という特徴があり、これをつかむために必要な工程でした。
 オンライン問題を解いてみることで暗記定着を試す効果もあり、組み入れる価値のあるものでした。

学習教材、ツール

 というわけで今回使用した教材やツールは下記の通り。

■ 授業プリント(と適宜ページ追記)
学校から配布されるA4資料。学校のクラウドにPDFがあるので、それをiPadにインポートして使用しています。適宜必要な情報を、ときにはページを追加して書き込んでいます。
■ 学校提供のクエスチョンバンク
GoodNotes5(iOS
iPadで使用するノートアプリ。教科書もプリントもノートもすべてこれで管理、メモなどをしています。
暗記ノート(iOS
これもアプリ。任意の画像やPDFの穴埋め問題を作成できます。
Trello
工程管理表として活用。
ANKI(iOSandroidPC
「テストが終わったらあっという間に忘れる」を避けるために導入。
ヒューマンアナトミーアトラス2021(iOSandroid
これなしでは解剖学は理解できない。

定期テストの結果

 おかげさまでどの科目も80点後半~90点台の高スコア!

最後に

 スコアこそよかったものの、実は解剖学について時間が足りずに復習を質高く行うことができませんでした。今期は解剖学のコマ数が多かったんですよ・・・。ANKIiで作成した設問をすべて消化する前にテスト当日に突入することが早い段階で分かっていたため、ANKIルーチンによらないスケジューリングで暗記作業を行いました。本来はヒューマンアナトミーアトラスなどを用いてしっかりとビジュアルからも理解したうえで暗記したいのですが、今回は語呂に任せて暗記・・・。これは来期中にあらためて復習が必要です。
 そのため、というわけではないのですが10月から在宅勤務に移行しまして、より学習時間を確保できることになりました。来期はちゃんと時間を確保して学習できる予感です!!

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