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仕事と育児どっちが大変か論争に抜けてると思うポイント
SNSでたびたび見かける「仕事と育児どっちが大変」論争。物見遊山的に眺めつつ、だいたいの人は
人による、仕事による、家庭による、子供による、以上
と思ってるんじゃないかな、と思います。それは正しいと思うんだけど、だからこそ育児の方が大変なんじゃないかと思います。同じような理由を挙げてる人を見かけたことがないので、ここに理由を書いていこうと思います。
人類の子育ては共同養育
私が子供を産んだタイミングでNHKがめちゃくちゃ良い特集をしてくれていて、とても勉強になりました!
この特集によると人類の子育ての基本ほ「共同養育」なのだとか。誰かが産んだ子供を、他の誰かが、みんなで育てる、それこそが人類が繁栄した一因だというのです。
ちなみにチンパンジーは一度子供を産んだら、5年は次の赤ちゃん妊娠できないんだとか!首も座らずに産まれてくる人間が、ひとりで子育てする生き物だったら、10年は次の赤ちゃん産めないかもね!
ということはつまり、赤ちゃんは産めるけど、子育てはまったくできない母親、という存在がいてもいいのが人類。だって人類は「共同養育」が基本だもの。できなければ代わりの誰かがやればいいのだ。
選べるお仕事、選べない育児
さて、私たちは自分の仕事をどのように決めたでしょうか?少なくとも現代の日本では、多くの人が、ある程度は自分の好みに合わせて仕事を選んだのではないでしょうか?選択肢の多さは生まれた環境によって違えども、バイトをするにしても、接客がいいか、裏方の方がいいか、くらいは考えますよね。
ある程度、仕事は自分にあったものを選べるのに比べて、現代日本では、子供を産んだその日から、育児をするのは産んだ母親。向き不向きにかかわらず。
これって仕事に置き換えると…
ガンガン営業してバンバン仕事をゲットするのが好きな営業さんが、リモートワークでバックオフィスに…
複雑な手順に順った細やかな仕事が得意な事務さんが、クリエイティビティが命の企画職に…
下戸で人と話すのが苦手な技術職の人が、飲んで仕事をゲットするウェイ系営業職に…
みたいな転職を強制的にさせられるようなものじゃないですか。私、無理!ウェイ系営業!!!
※勝手な想像で書いてます。あしからず。
私は育児の大変さはここにあると思います。
私の場合(どうでもいい)
そういうわけで、自分史上最高に向いてない仕事に就くという大事故を想像しながら、育児の方が大変だよなぁと、思うわけです。産んでみないとわかんなし、「やっぱり、やーめた」、もできないし。
私の場合は、マルチタスクが苦手なくせに2歳差で子供を産んでしまったせいで、子供たちにめっちゃ怪我させたりもしましたが(ふたりとも生きててよかった)、思った通りにならなくても気にならない、いい加減な性格が幸いして(10時過ぎても寝かせられなかったりするけど)、育児ストレスは感じにくくて、わりとラッキーだったかなと思います。
子供たちにとってはラッキーじゃないのかもしれないけど(¯―¯٥)。
そうそう、上手くできるか、ストレスを感じにくいかは別モノなんですよね。私とは逆に、子育て上手いのにツラい人もいるはず。
そんなわけで、子育てするお母さんに、もっと「共同養育」の手が差し伸べられる世の中になればいいなと思っています。
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